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ヘッジファンド、米ハイテク株を2016年以降最速ペースで売却

2024年07月02日(火)13時49分

 ゴールドマン・サックスによると、世界のヘッジファンドは6月に米テクノロジーやメディア、通信企業の株式を2016年以降で最も速いペースで売却した。写真はスマートフォンに表示されたエヌビディアのロゴ、2023年3月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Carolina Mandl

[ニューヨーク 1日 ロイター] - ゴールドマン・サックスによると、世界のヘッジファンドは6月に米テクノロジーやメディア、通信企業の株式を2016年以降で最も速いペースで売却した。半導体株の売りが特に目立った。

今年に入り大幅に上昇したこれらのセクターにファンドマネジャーが弱気に転じている可能性がある。

6月に最も売られたセクターは半導体とソフトウエアだった。一方、ハードウエアと電子機器セクターのアロケーションは拡大した。

上期の米株高は半導体大手エヌビディアなど一部のハイテク企業が牽引した。エヌビディアは150%上昇し、S&P500指数の15%の上昇の約3割を占めた。

ゴールドマンによると、ヘッジファンドは3カ月連続で世界の株式を売り越し、6月の売り越し額は22年6月以降で最大となった。

ロイター
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