中国碧桂園、香港裁判所での清算審理が再延期 7月29日に

6月6日、中国不動産大手の碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)は、債権者による清算申し立てについて、香港の裁判所が審理を7月29日に延期したと提出した書類で明らかにした。写真は、碧桂園控股のロゴ。2023年8月、中国・上海で撮影(2024年 ロイター/Aly Song)
[香港 6日 ロイター] - 中国不動産大手の碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)は、債権者による清算申し立てについて、香港の裁判所が審理を7月29日に延期したと6日に提出した書類で明らかにした。
理由は明らかにしていない。審理は当初予定の5月から6月11日に延期されており、再延期となる。同社は前回の延期時には、証拠をさらに準備するための時間が必要として延期を申し立てた。
海外債権者との債務再編協議が進展しているという証拠を示すことができれば、清算回避に向けて有利に議論を進められるとみられる。
関係筋によると、碧桂園のアドバイザー、債券保有者のグループ、銀行団は依然として、バランスシートを精査するためのデューディリジェンスに取り組んでいるという。
債権者である香港の企業は2月に、2億0500万米ドルの未払い債務を理由に清算を申し立てた。