ニュース速報
ビジネス

米ボーイング、中国向け航空機納入に遅れ 当局の調査で=関係筋

2024年05月23日(木)09時42分

5月22日、 米航空機大手ボーイングの中国の顧客への航空機納入が、中国当局による操縦室ボイスレコーダー用電池の調査が原因でここ数週間、遅延していることが、事情に詳しい関係筋の話で分かった。米ワシントン州レントンのボーイング工場で2015年12月撮影(2024年 ロイター/Matt Mills McKnight)

David Shepardson Allison Lampert

[22日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングの中国の顧客への航空機納入が、中国当局による操縦室ボイスレコーダー用電池の調査が原因でここ数週間、遅延していることが、事情に詳しい関係筋の話で分かった。

ボーイングは発表文で、中国民用航空局が25時間録音対応のボイスレコーダー用電池の調査を進める間、納入時期について中国の顧客と協議しているとした。

同社は年初から4月末までの間に中国向けに22機を納入したが、ここ数週間は新規納入がゼロとなっていた。

同社によると、米連邦航空局(FAA)は25時間録音対応の操縦室ボイスレコーダーを承認しており、欧州の規制当局にも認められている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

焦点:展望開けぬガザ停戦、ハマス指導者殺害でも バ

ビジネス

焦点:ECB積極利下げサイクル幕開けか、市場で観測

ビジネス

英BP、洋上風力事業の少数権益売却を模索 再エネ縮

ビジネス

中国新築住宅価格、9月は前年比-5.8% 15年5
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
2024年10月22日号(10/16発売)

米大統領選を揺るがす「オクトーバー・サプライズ」。最後に勝つのはハリスか? トランプか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 2
    目撃された真っ白な「謎のキツネ」? 専門家も驚くその正体
  • 3
    ウクライナ兵捕虜を処刑し始めたロシア軍。怖がらせる作戦か、戦争でタガが外れたのか
  • 4
    裁判沙汰になった300年前の沈没船、残骸発見→最新調…
  • 5
    ナチス・ドイツの遺物が屋根裏部屋に眠っていた...そ…
  • 6
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 7
    シドニー・スウィーニーの最新SNS投稿が大反響! 可…
  • 8
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 9
    北朝鮮を訪問したプーチン、金正恩の隣で「ものすご…
  • 10
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 1
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明かす意外な死の真相
  • 4
    『シビル・ウォー』のテーマはアメリカの分断だと思…
  • 5
    「メーガン・マークルのよう」...キャサリン妃の動画…
  • 6
    「メーガン妃のスタッフいじめ」を最初に報じたイギ…
  • 7
    目撃された真っ白な「謎のキツネ」? 専門家も驚くそ…
  • 8
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 9
    ビタミンD、マルチビタミン、マグネシウム...サプリ…
  • 10
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 4
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 5
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 6
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 7
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 8
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 9
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 10
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中