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米バイキングの肥満症治療錠剤、治験で体重減少効果

2024年03月27日(水)12時33分

Manas Mishra Sneha S K

[26日 ロイター] - 米バイオ医薬品企業バイキング・セラピューティクスは、肥満症治療薬「VK2735」の錠剤型の初期臨床試験で、最大3.3%の体重減少効果が示されたと発表した。

人気を集めている医薬品大手イーライリリーやノボ・ノルディスクの肥満症治療薬は皮下注射型。両社も、より便利な経口薬の臨床試験に取り組んでいる。

バイキングによると、小型の初期臨床試験では、最も強い40ミリグラムの錠剤を服用した有志7人で、プラセボ(偽薬)と比較して28日間で3.3%の体重減少がみられた。半分の強さの錠剤では、平均1.1%の体重減少となった。

テマ・ETFの投資パートナー、デービッド・ソング氏によると、ノボの経口薬の臨床試験では、より多量の服用で同期間に約4%の体重減少効果が示されており、バイキングの試験結果は金融市場の期待に答える内容だった。

バイキングは、副作用が穏やかだったため、健常者と肥満の人々を対象に、より多量を投与する治験を続けるとともに、年内に肥満症患者を対象とした中期治験も開始する方針を示した。

先に実施された注射タイプのVK2735の中期臨床試験では、平均約15%の体重減少効果が確認されている。

ロイター
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