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仏高級ブランドのケリング、第1四半期は10%減収予想 「グッチ」不振で

2024年03月20日(水)19時04分

 フランスの高級ブランドグループ、ケリングは19日、第1・四半期の売上高が約10%減少するとの見通しを示した。アジア太平洋での「グッチ」の販売低迷が「より深刻」と説明した。写真は2月、グッチのショー(2024年 ロイターS/Claudia Greco)

Mimosa Spencer

[20日 ロイター] - フランスの高級ブランドグループ、ケリングは19日、第1・四半期の売上高が約10%減少するとの見通しを示した。アジア太平洋での「グッチ」の販売低迷が「より深刻」と説明した。

グッチの四半期売上高は比較可能なベースで前年比20%近い減少を予想した。

20日朝方のパリ株式市場でケリング株は約15%急落。およそ79億ユーロ(86億ドル)の時価総額を失った。同業のLVMHやエルメスも売られている

ケリングは2月、今年グッチに投資する計画を発表した。その結果利益率が低下する可能性が高い。

グッチは、グループ売上高の半分、営業利益の3分の2以上を占めるが、この2年間でライバルに遅れをとっている。

第4・四半期の売上高は前年比4%減、第3・四半期は7%減だった。

第1・四半期の売上を4月23日に発表する予定。

ロイター
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