米スターバックス、緊張関係修復に向け労組に協議再開を提案

米コーヒーチェーン大手スターバックスは、一部の従業員との緊張関係の修復に向け、国内の数百店舗を代表する組合「ワーカーズ・ユナイテッド」に協議再開を求める書簡を送った。ロイターが8日、書簡の内容を確認した。ニューヨーク州バッファローで昨年2月撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)
[8日 ロイター] - 米コーヒーチェーン大手スターバックスは、一部の従業員との緊張関係の修復に向け、国内の数百店舗を代表する組合「ワーカーズ・ユナイテッド」に協議再開を求める書簡を送った。ロイターが8日、書簡の内容を確認した。
スターバックスは先月、ロイターに宛てた電子メールでワーカーズ・ユナイテッドが5カ月以上、契約交渉を進展させるための話し合いに応じていないと述べた。
ワーカーズ・ユナイテッドはスターバックス約360店舗の従業員9000人余りを代表し、賃上げや人員充足など労働条件の改善を求めている。
スターバックスのサラ・ケリー最高パートナー責任者はワーカーズ・ユナイテッドのリン・フォックス委員長に宛てた書簡で「ワーカーズ・ユナイテッドとスターバックスができるだけ早期に話し合いを再開させる方法を見つけられよう願っている」と述べた。
ケリー氏は一部代表店舗との交渉を2024年1月に再開することを提案した。