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仏中銀、第2四半期成長予想0.25%に引き上げ 景気後退入り見込まず

2022年06月15日(水)10時34分

フランス銀行(中央銀行)は14日、第2・四半期の成長率は前期比0.25%前後と予想し、5月に示した0.2%から小幅上方修正した。写真はパリで撮影(2022年 ロイター/Charles Platiau)

[パリ 14日 ロイター] - フランス銀行(中央銀行)は14日、第2・四半期の成長率は前期比0.25%前後と予想し、5月に示した0.2%から小幅上方修正した。前期は0.2%のマイナス成長だったが、今四半期中の景気後退(リセッション)入りは避けられるとの見通しを示した。

中銀のチーフエコノミスト、オリビエ・ガルニエ氏は記者向けの説明会で、「第1・四半期はマイナス成長だったが、第2・四半期には活動が回復力を示すだろう。フランス経済がリセッションに陥ることは明らかにないといえる」と述べた。

中銀の見通しは8500社の月次調査に基づいている。6月の企業活動はサービス部門で改善、工業部門は安定、建設部門は小幅な悪化と予想している。

サプライチェーン(供給網)の困難を感じていると回答した工業部門企業の割合は、5月には61%と、4月の64%から低下。一方、建設部門は55%と、同54%から上昇した。

ロイター
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