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機関投資家、来年の世界成長見通しが大きく改善=BAML調査
2019年12月18日(水)12時29分
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12月17日、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BAML)が公表した12月の機関投資家調査によると、世界経済の成長見通しが大幅に改善し、リセッション(景気後退)への懸念が後退した。写真はロンドンの金融会社で2016年6月撮影(2019年 ロイター/Russell Boyce)
[ロンドン 17日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BAML)が公表した12月の機関投資家調査によると、世界経済の成長見通しが大幅に改善し、リセッション(景気後退)への懸念が後退した。
調査はファンドマネジャー約200人を対象に実施。
来年の世界経済について、成長率がトレンドを上回り、インフレ率がトレンドを下回る「ゴルディロックス」(適温)のシナリオを予想した回答者は20%と、7カ月ぶりの高水準に達した。
世界株への配分は前月比10%ポイント上昇し、差し引き31%のオーバーウエートと1年ぶり高水準を記録した。
一方、キャッシュ保有比率は4.2%で、2013年3月以来の低水準となっている。
最も取引が活発だったのは米情報技術(IT)・成長株ロング。次いで米国債ロング、投資適格級社債ロングとなった。
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