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全国CPI、1月コアは+3.2% 生鮮食品主導で総合は2年ぶり4%台
2025年02月21日(金)08時51分
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2月21日、総務省が発表した1月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は前年比3.2%上昇と、伸びは前月の3.0%から加速し、2023年6月以来の高さとなった。写真は都内の交差点。2020年4月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Takahiko Wada
[東京 21日 ロイター] - 総務省が21日発表した1月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は前年比3.2%上昇と、伸びは前月の3.0%から加速し、2023年6月以来の高さとなった。コメの価格高騰が続き、生鮮を除く食料品の伸び率がさらに拡大した。生鮮食品も21.9%上昇し、総合指数は4.0%上昇と23年1月以来の4%台となった。
コア指数の伸び率は事前予想の3.1%を上回った。
生鮮を除く食料は5.1%上昇し、前月の伸び率4.4%を大きく上回った。うるち米(コシヒカリを除く)は71.8%上昇した。チョコレートや豚肉(国産品)も引き続き高い伸びとなった。