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マイナス金利の長期化、金融インフラに障害及ぼす可能性=全銀協会長
2018年02月15日(木)17時46分
[東京 15日 ロイター] - 全国銀行協会の平野信行会長(三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>社長)は15日の定例会見で、マイナス金利が長期化すれば、いずれ社会システムとしての金融インフラに障害を及ぼす可能性があるとの見解を示した。
平野会長は、現在は日本の金融システムは世界で最も安定しているとしたうえで「低金利が長期間続けば、徐々に金融機関の体力が消耗し、いずれ社会システムとしての金融インフラに障害を及ぼす可能性がある」と述べた。
そのうえで、「金融機関は構造改革の努力を続けなければならない」と主張した。
株価の下落については「相場の転換ではなくて、株価の調整であると見ている」との見方を示した。
(布施太郎※)
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