コラム
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

茜 灯里

作家・科学ジャーナリスト/博士(理学)・獣医師。東京生まれ。東京大学理学部地球惑星物理学科、同農学部獣医学専修卒業、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。朝日新聞記者、大学教員などを経て第 24 回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。小説に『馬疫』(2021 年、光文社)、ノンフィクションに『地球にじいろ図鑑』(2023年、化学同人)、ニューズウィーク日本版ウェブの本連載をまとめた『ビジネス教養としての最新科学トピックス』(2023年、集英社インターナショナル)がある。分担執筆に『ニュートリノ』(2003 年、東京大学出版会)、『科学ジャーナリストの手法』(2007 年、化学同人)など。

サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

サイボーグ・ゴキブリが災害救助の救世主になる?

<なぜロボットではなくサイボーグ昆虫なのか? 利点と開発の歴史を紹介する> 日本では近年、災害救助での動物やロボットの活用が注目されています

2022.09.13
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

アポロ計画に果たせず、アルテミス計画に期待されること 月面探査の歴史とこれから

<全体的に2年ほど先送りになっているアルテミス計画だが、ここにきてなぜ急がれるようになったのか。計画の詳細、月面探査の歴史、アポロ計画との違

2022.09.06
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

マジックマッシュルームをアルコール依存症の治療へ 転用の歴史と問題点

<古くは『今昔物語』にも登場。うつや頭痛に効くとして近年注目を集めているマジックマッシュルームだが、今度はアルコール依存症の治療に役立つ可能

2022.08.30
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

目撃者続出! 流星と、流星より明るい火球にまつわるトリビア

<18日夜、八丈島の上空付近を流れた火球が関東地方を中心に広く観察された。どんな流星なら「火球」と言えるのか? 惑星や人工衛星、飛行機との見

2022.08.23
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

死んだブタの細胞と臓器を回復させる新技術「OrganEx」と、ブタからヒトへの臓器移植元年

<死後1時間経過したブタを「OrganEx」に6時間つなぎ、細胞や臓器の損傷の度合いを観察。体外式膜型人工肺(ECMO)を利用した場合と比較

2022.08.16
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

他の動物のミルクを飲むヒトの特殊性と、大人が牛乳でお腹を壊す理由

<ヒトがヒト以外の哺乳動物のミルクを飲むことは、進化において想定されていなかった事態のはず。他の哺乳動物に見られない独特の食文化は、生死を左

2022.08.09
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

「ガイア理論」のラブロック博士が死去、いま振り返る成り立ちと意義

<ガイア理論を博士は「大気科学者には歓迎され、地球科学者には慎重な態度を取られて、生物学者には批判された」と回顧した。英国で最も尊敬される科

2022.08.02
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

昆虫も痛みを感じている? 「苦痛」から考える人と動物の関係

<もしも昆虫が痛みを感じているとすれば、今後研究者らは頭を抱えることになる?> 人間以外の動物は痛みを感じているのでしょうか。犬や猫を飼って

2022.07.26
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

「遊戯王」作者の事故死に見る、マリンレジャーに潜む危険

<範囲の広がるサメ被害、離岸流が発生する海岸、予兆なく落ちる雷──夏の行楽シーズンを前に、マリンレジャーで気をつけたい海に潜む危険とその対応

2022.07.19
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

数学界の最高栄誉「フィールズ賞」受賞者の頭脳と胸中、日本人数学者と賞の歴史

<フィールズ賞について概観するとともに、4人の受賞者の業績と人柄、数学に向き合うスタンスを紹介する。過去には3人の日本人が受賞> 国際数学連

2022.07.12
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特集:超解説 トランプ2.0
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2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

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