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インド東部マハラシュトラ州の山岳地帯で大規模地滑り 死者16人を確認、日没で捜索中断

2023年7月21日(金)11時29分
災害現場に向かうため山を登る政府関係者ら

インド東部で大規模な地滑りが発生し、20日夜時点の死者が16人となっている。写真は、現場に接近するために山を登る政府関係者ら。2023年7月20日に撮影。(2023年 ロイター/Francis Mascarenhas)

インド東部で大規模な地滑りが発生し、20日夜時点の死者が16人となっている。当局者らが明らかにした。依然100人前後が生き埋めになっている恐れがあるが、捜索は打ち切られたという。

地滑りは、ムンバイから60キロほどの地点にあるマハラシュトラ州の山岳地帯にある集落で夜間に発生。複数の家屋が倒壊、多数の人が生き埋めとなった。

 
 
 
 

インド国家災害対応部隊(NDRF)のトップはロイターに、救助隊が日暮れ前時点で16人の遺体を発見したが、地元当局が捜索中止を勧告したと説明。「このような地形で暗闇の中の捜索は不可能」と述べたうえで、生存者発見の可能性になお望みを示した。

世界各地ではこのところ相次ぐ熱波や森林火災、豪雨、洪水により壊滅的な事態が発生、気候変動のペースを巡り新たな懸念が浮上している。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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