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英王室

エリザベス女王91歳の式典 主役の座を奪ったのはあの2人

2017年6月20日(火)17時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

王室メンバーが勢ぞろいした Toby Melville-REUTERS

<エリザベス女王の誕生日を祝う盛大なパレードに、かわいい王室メンバーも駆け付けた。相次ぐテロや悲報で重苦しいムードが立ち込める中、異例の声明も発表>

エリザベス女王の91歳の誕生日を祝う式典が6月17日に開かれ、華やかな装いの英王室の面々が一堂に会した。会場となったバッキンガム宮殿には、女王の姿を見ようと集まった大勢の観光客などで大賑わいだった。


エリザベス女王が誕生したのは1926年4月21日。古くから、イギリス国王の公式の誕生祝賀式典は好天が見込める6月に行われてきた。軍旗分列行進式(Trooping the colour)と呼ばれるこのパレードは、伝統的な衣装に身を包んだ兵士1400人、楽団400人、200頭の騎馬隊からなり、エリザベス女王はフィリップ殿下とともに登場した。フィリップ殿下は今年8月をもって、一切の公務から引退することを表明しており、公の場としては初めて、王室の重い正装ではなくモーニングコートにタイという姿だった。




(馬車に乗って登場した英王室メンバー)


ちなみに昨年は式典の最中に、近衛兵が暑さで倒れるというハプニングが起こった。テレグラフによれば、今年は少なくとも5人の兵士が手当を受けた。




(近衛兵の服装に対し「暑すぎるのでは」という指摘は以前からあった)

【参考記事】エリザベス英女王が90歳に、祝賀行事開催される
【参考記事】エリザベス女王、最長在位の秘訣は食にあり(チョコは別腹)

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