コラム

立憲民主、共産党、れいわ......選挙の時の有権者の気持ちはこんなもの

2023年04月11日(火)11時45分

国会はサルの集まり?

野党第1党である立憲民主党はどうか。当の先生方は否定するだろうが、その姿は政策論争よりもスキャンダル追及、提言よりも揚げ足取りに奔走しているように映る。一向に上がってこない支持率を見れば、そう見定めている国民が大半であることは明白であろう。

挙げ句の果てに、とでも言うべきか、同党の小西洋之参院議員は憲法審査会の毎週開催について「サルがやること」「蛮族の行為」などと発言。陳謝に追い込まれたが、彼が当選した参院選千葉県選挙区の有権者は今、何を思う。

そんななかで、自民党は何をしているのか。選挙公約にもなかった国民への負担増を次々と推し進める「むごい仕打ち」。日本はいつの間にか重負担国家である。江戸時代なら一揆が起きる頃か。

国会審議中に汚いヤジを飛ばしたり居眠りをしているのは与野党問わず。国会だけでなく地方議会も惨憺たるありさまだ。だが、これも「私たちが選んだ人たち」である。

4年に1度の統一地方選挙。美味(おい)しく、体に良さそうな果物は果たしてあるか。

20240521issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年5月21日号(5月14日発売)は「インドのヒント」特集。[モディ首相独占取材]矛盾だらけの人口超大国インド。読み解くカギはモディの言葉にあり

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


プロフィール
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

大和証券Gとかんぽ生命、資産運用分野で資本業務提携

ワールド

インド卸売物価、4月は前年比+1.26% 1年ぶり

ビジネス

米ウーバー、独デリバリー・ヒーローの台湾事業買収 

ワールド

インフレ抑制に「全力尽くす」、引き締め維持=トルコ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:インドのヒント
特集:インドのヒント
2024年5月21日号(5/14発売)

矛盾だらけの人口超大国インド。読み解くカギはモディ首相の言葉にあり

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    原因は「若者の困窮」ではない? 急速に進む韓国少子化の本当の理由【アニメで解説】

  • 2

    北米で素数ゼミが1803年以来の同時大発生、騒音もダブルの「大合唱」

  • 3

    プーチン5期目はデフォルト前夜?......ロシアの歴史も「韻」を踏む

  • 4

    アメリカからの武器援助を勘定に入れていない?プー…

  • 5

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 6

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 7

    英供与車両から巨大な黒煙...ロシアのドローンが「貴…

  • 8

    ロシア国営企業の「赤字が止まらない」...20%も買い…

  • 9

    ユーロビジョン決勝、イスラエル歌手の登場に生中継…

  • 10

    「ゼレンスキー暗殺計画」はプーチンへの「贈り物」…

  • 1

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 2

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する悲劇の動画...ロシア軍内で高まる「ショットガン寄越せ」の声

  • 3

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋戦争の敗北」を招いた日本社会の大きな弱点とは?

  • 4

    原因は「若者の困窮」ではない? 急速に進む韓国少…

  • 5

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 6

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必…

  • 7

    北米で素数ゼミが1803年以来の同時大発生、騒音もダ…

  • 8

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 9

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 10

    日本の10代は「スマホだけ」しか使いこなせない

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 4

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 5

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 6

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 7

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story