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映画監督
ニューズウィーク日本版『映画監督』に関する記事一覧

日本学術会議問題に僕たち映画人が声を上げた理由(森達也)
<座して沈黙しているだけでは言論や表現の場は萎縮する一方だ。ハリウッドを狙った赤狩りの歴史を思えば、...

「反日映画」と呼ばれても... 復讐劇『アジアの純真』は萎縮も忖度もしない
<チマチョゴリを着た女子高生と思いを寄せる主人公。通学途中に若い男たちに刺殺されてしまう彼女には双子...

90年代渋谷の援交を描く庵野秀明監督『ラブ&ポップ』の圧巻のラスト
<『新世紀エヴァンゲリオン』『シン・ゴジラ』監督の庵野が初めて手掛けた実写映画。トパーズの指輪が欲し...

無様なのにキラキラ輝く『ばかのハコ船』は原石のよう
<観終わった僕は打ちのめされた。とんでもない映画を観てしまった、と。明確な起承転結はないし山場もない...

虚と実が融合する『仁義なき戦い』は何から何まで破格だった
<フィックスでの撮影が前提だったなか、カメラワークは手持ちブン回し。とにかくリアルな悪党面した俳優陣...

昭和天皇の写真を焼き、その灰を踏みつける──『遠近を抱えた女』を直視したなら
<「あれだけは許せない」と多くの人が怒った。焼くという行為は「侮蔑」か「昇華」か。判断は観た側に委ね...

武士道と死刑制度──『花よりもなほ』で是枝裕和が示した映画の役割
<死刑制度を下支えする世相は理論よりも感情がベースになっている。『誰も知らない』と『歩いても 歩いて...

最前線にいた元皇軍兵士14人が中国人への加害を告白──『日本鬼子』の衝撃
<捕虜の生体解剖や生体実験を行っていた731部隊員、南京虐殺に加担した兵士、捕虜の大量処刑に関わった...

強権にして繊細な男、若松孝二の青春を『止められるか、俺たちを』に見よ
<徹底して反体制で反権力、苦労人だから金銭感覚はシビア。映画監督には喧嘩っ早い男が多いが、若松の強さ...

ラストベルトで育った若者のリアル『行き止まりの世界に生まれて』
<貧困や連鎖する虐待などを抱えて生きるスケボー少年たちを描いた注目作> ビン・リュー監督の『行き止...