- HOME
- 映画監督
映画監督
ニューズウィーク日本版『映画監督』に関する記事一覧
映画『憂鬱之島』に込められた香港の怒りと悲しみ
<文化大革命から逃れるために恋人と海を泳いで渡ってきた老人、天安門事件で権力と闘いながら香港へ逃げて...
狂気を描く映画『清作の妻』は日本版『タクシードライバー』
<誰にも予想できない行為に及んだお兼、彼女を捕らえて集団リンチする村人たち、取りつかれたように鐘を鳴...
韓国映画『ベイビー・ブローカー』で是枝裕和監督が答えたかった問い
<赤ちゃんポストへの評価、家族を撮り続けること、IUにオファーした理由、ソン・ガンホのアドバイス──...
映画『橋のない川』で描かれるこの国の部落差別は過去形になっていない
<民族は同じ。言語も宗教も同じ。なのに差別は続いている──海外の学者やジャーナリストは、日本の部落差...
日常を「体験」する映画『わたし達はおとな』に釘付けになる理由
<決して大きな話ではない。それでも目を離せないのは、俳優たちの演技がリアルすぎるから。演劇出身の監督...
反体制を美化せず 全共闘世代が発見した映画『真田風雲録』の価値
<「無駄な抵抗はやめなさい」と呼び掛ける徳川方の武将は60年安保における機動隊であり、作戦会議で「異...
『ドライブ・マイ・カー』だけじゃもったいない! 外国人から見た濱口監督作品の魅力
<独特の演出と描写で知られ、『ドライブ・マイ・カー』で一躍世界的な注目を浴びた濱口竜介監督の見逃せな...
クズは人の基本型? 姑息で卑小な人間を『競輪上人行状記』は否定しない
<ひとことで言えば「重喜劇」──高潔なのに卑小、賢いのにバカな主人公は人生にもがきながらどんどん堕(...
和田アキ子主演、低予算でご都合主義なのに『裸足のブルージン』はなぜ面白かったのか?
<理由はよく分からない。藤田敏八監督の作品なら、『赤い鳥逃げた?』か『八月の濡れた砂』を取り上げるべ...
36年ぶりに『台風クラブ』を観て、変化した自分と映画の本質を思い知る
<台風が暗喩する非日常は、10代半ばの少年少女にとって日常だ。日常が非日常を覆い隠す直前の数日を映画...