パリ五輪、保守派を激怒させた「最後の晩餐」は称賛に値する
Pastors Counter Conservative Fury Over Olympics 'Last Supper' Performance
だが、少なくとも2人のキリスト教指導者が、この場面は「最後の晩餐」を描いたものだという主張に反論している。たとえば、アトランタのキャッシー・ノーランド・ラプコ牧師は27日、フェイスブックでこう投稿した。「あれはディオニュソスの饗宴だ。ギリシャ神話の祝祭と饗宴、儀式と演劇の神だ。オリンピックはギリシャの文化と伝統から生まれた。フランス文化も、祝宴や祝祭、舞台芸術に深く根ざしている」
ラプコの投稿はフェイスブックで5000回近く共有され、Xでもそのスクリーンショットが広く出回っている。
ラプコは28日に本誌の電子メールよる質問に回答し、「あの開会式の場面のイメージが『最後の晩餐』か否かをめぐる議論は、イエス・キリストが社会システムよりも人々を優先させたという大局的見地を見失っている。常に人間が最優先だ」。
「芸術は、あまり馴染みのない文化に出会うための素晴らしい方法だ。芸術には美を際立たせ、社会批評を提供し、対話を生み出す力がある」とも付け加えた。
「分裂を煽るのではなく、キリスト教のシンボルがどのような文化圏でどのように描かれているかに関心を持つことで、キリストが私たちに呼びかけたように、夜、空腹のまま眠りにつく子供たち、家がなく路上で眠る人々、抑圧の影で迷う人々など、他者への配慮をもって生きることにつながるのを期待したい」とラプコは語った。
多様性のメッセージ
ベンジャミン・クレーマー牧師は、この場面が「最後の晩餐」ではないことを示唆するスレッドに、ラプコのXへの投稿をリポストした。
28日の朝、彼はXにこう書き込んだ。「芸術的表現が、私たちにとって実存的な脅威であるかのように振る舞うとき、私たちクリスチャンは、自分たちの信仰がどれほど脆く見えるかを理解していないと思う。私たちは、クリスチャンが愛と理解ではなく、恐怖と猜疑心で支配することを自らに許してしまっている」。
開会式の芸術監督を務めたトーマス・ジョリーは式典の後、AP通信にこう語った。「私の願いは、破壊的になることでも、嘲笑うことでも、ショックを与えることでもない。何よりも、分断ではなく、愛のメッセージ、多様性を受け入れるメッセージを送りたかった」
今回の開会式は、最もLGBTQ+に配慮したオリンピックのセレモニーのひとつとして称賛されている。
パリ五輪の公式Xページでは、このシーンの写真を掲載し、「ギリシャ神話の神ディオニュソスの解釈は、人間同士の暴力の不条理さを私たちに認識させる」と説明している。ディオニュソスはギリシャ神話に登場する神で、ワイン醸造、豊穣、祝祭を司る。
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