「目を閉じれば雨の音...」テントにたかる「害虫」の大群、キャンパーが撮影した「トラウマ映像」にネット戦慄
Camper Discovers Shocking Scene Outside Tent—'Like an Apocalypse'
(写真はイメージです) Maximillian cabinet-Shutterstock
<暗闇に向けられたライトによって浮かび上がった光景に「地獄があるとすればこれだ」とネットの声>
キャンプテントに群飛中のシロアリがたかる様子を記録した動画が、TikTokユーザーたちを戦慄させている。
【動画】閲覧注意:テントにたかるシロアリの大群...無数の個体が蠢く音が「雨のように聞こえる」とネットの声
この映像は今月13日、@shmirgleによって同プラットフォームに共有されて以来、460万回超の再生回数と44万7000件以上の「いいね」を獲得。投稿のキャプションには、「群飛中のシロアリに囲まれてキャンプ」と添えられている。
動画はテントの中から撮影されたもので、無数のシロアリがその外側を動き回っている。シロアリが羽をバタバタさせる音が雨のように聞こえてくる中、内側からテントをはじく手が映し出される場面も。@shmirgleは後のコメントで「大群は1時間半ほどいて、翌日の夜には戻ってこなかった...」と補足している。
米ノースカロライナ州立大学の研究者によれば、シロアリの群飛は「新しい地理的に離れたコロニーを形成するための分散戦略」だという。シロアリのコロニーは、生殖能力を持つ「羽アリ」を年間を通じて生み出している。
群飛は通常日中に行われ、多くの場合は春だが、コロニーは1年を通してアクティブだ。暴風雨の後にも群飛がよく見られる。羽アリは相手を見つけると交尾して羽を失い、産卵とコロニーの成熟に適した場所を見つけると、巣を作り始める。
学術誌「Ecological Entomology」に発表された2015年2月の論文には、「シロアリといえば熱帯や亜熱帯の生態系を連想させるが、実際は世界中の温帯林に生息している」と記されている。
さらに、アメリカでは「シロアリは最も重大な家屋害虫であり、その予防と処理には年間最大20億ドルの費用がかかっている...しかし、自然環境における生息数も相当な数に上る可能性があり、温帯生態系の一部では、木材腐朽菌に次いで2番目に木材分解に大きな影響を与えているようだ」と論文にある。
この動画はTikTokユーザーたちに衝撃を与え、投稿には5000件以上のコメントが寄せられている。
om tira(@chewchewing)は「映画に出てくる黙示録か何かのようだ」と述べた。Toodleoodle(@chonksmacgee)は「地獄があるとすればこれだ」とコメント。Tabs(@mytobereadstash_)も「絶対にイヤ」と同意して言う。
一方でそれほど動じていない人たちも。David Rossoni716(@davidrossoni716)は「居心地が良さそう」と語り、Noella(@noellamrb)も「目を閉じてごらん、雨の音みたい」と綴っている。
(翻訳:ガリレオ)
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