トランプ、門前払い食らう コロラド州最高裁が大統領選出馬資格認めず

コロラド州最高裁判所は12月19日、トランプ前大統領(写真)の支持者が2021年に連邦議会議事堂を襲撃した事件への関与を巡り、来年の同州大統領選でトランプ氏の出馬資格を認めない判断を示した。17日、ネバダ州で撮影(2023年 ロイター/Carlos Barria)
米コロラド州最高裁判所は19日、トランプ前大統領の支持者が2021年に連邦議会議事堂を襲撃した事件への関与を巡り、来年の同州大統領選でトランプ氏の出馬資格を認めない判断を示した。
州最高裁はトランプ氏が暴動に関与したとし、支持者らの議事堂襲撃をあおった同氏は、反乱などに関わった者が公職に就くこと禁じる憲法の規定に抵触したとした。米史上において合衆国憲法修正第14条3項に基づき、このような判断が下される大統領候補はトランプ氏が初めて。4対3の判断だった。
下級審の判断を覆したこの判決は来年3月5日のコロラド州共和党予備選にのみ適用されるが、その結果は11月5日の本選挙における同州でのトランプ氏の立場に影響を与える可能性がある。
無党派の選挙予測によると、コロラドは民主党が優勢で、トランプ氏の立場にかかわらず、バイデン現大統領が同州を制する可能性が高い。
多数派の判事は「軽々しくこの結論に達していない。われわれは問題の大きさと重さに留意している。同様に、恐れや好みを抱くことなく、世間の反応に左右されず、法を適用する厳粛な義務に留意している」とした。
トランプ氏はこの判決を不服として連邦最高裁に上訴すると表明。同氏の陣営は判断について「欠陥がある」、「非民主的だ」とした。1月4日まで上訴する時間が設けられる。
連邦最高裁は6対3で保守派が多数を占めており、このうち3判事はトランプ氏が指名した。


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