最新記事

動物

「おいやめろ!」ヒヒにポルシェを蹂躙されて不機嫌になる父親

2022年4月22日(金)22時30分
若道いつき
ヒヒ

※動画は本文中で再生できます(写真はイメージです) ruvanboshoff-iStock

<ボンネット、ドアミラー、サンルーフ──どこもかしこもヒヒだらけ!>

愛車のポルシェがヒヒに攻撃されているときの父の言動が面白いとして、ネット上で話題になっている。TikTokユーザーの@jdmotorsltdが8日にシェアしたこの映像は、イギリス・プレスコット近郊のノーズリー・サファリパークで撮影された。

自動車やオートバイの販売に携わるこの父親は、妻と5歳の息子と旅行を楽しむべく休暇を取ったという。しかし、彼の旅のハイライトは、自慢の高級車がヒヒに襲撃されるという不愉快なものとなった。

バックドアは目を覆いたくなるほど汚れ、走行中にもかかわらずヒヒがドアミラーにぶら下がってくる。場面が切り替わると、ボンネットに好奇心旺盛な3匹の姿が。手や足、口を使ってワイパーやフロントガラスを「調査」する様子を目の前の運転手に見せつける。「やめろ!噛むな」「降りろ」と車内で懇願するも、彼らは一切お構いなし。

5歳の息子は後部座席から「クラクションを鳴らそう!」と楽しそうにアドバイスし、ツボに入ったのか妻は笑いが止まらない。

結局ヒヒはフロントガラス経由でサンルーフまで登ってくつろぎ、父はなす術もなくそれを眺めているしかなかった。

@jdmotorsltd Took a day off with family and the Baboons at Knowsley Safari Park were soooooo much fun #monkeybusiness #baboons #angrydad #safaripark #porsche #damagedcar ♬ original sound - JD Motors

必死な父と奔放なヒヒ。両者の繰り広げるシュールなやり合いは妻と息子だけでなく、多くの視聴者も楽しませている。なかには高級車でサファリに赴いたことを疑問視する厳しい指摘も。

「妻のクルマで行くべきだったね」

「一言......クルマを借りなよ」

「良いクルマでそんなところに行っておいて、どうして驚いてるの?」

動画の中では明らかに苛立っていた父だが、クルマの塗装が傷付いても家族で旅行する価値はあったとコメントを残した。幸いにもダメージは大きくなく、クルマはタダで修理できたと付け加えている。

「なぜ自分のクルマをこんな目に遭わせるのか」という質問に対しては、「本当の疑問は、なぜ妻と息子が私をこんな目に遭わせるのかだと思う」とおどけて回答してみせた。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

英企業信頼感、12月は今年最低水準 11月の給与は

ワールド

独クリスマス市襲撃の容疑者、殺人などの罪で勾留命令

ビジネス

日本生命、営業職員の賃金6%上げ 3年連続100億

ビジネス

午前の日経平均は反発、米株高が支援 一時400円高
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:アサド政権崩壊
特集:アサド政権崩壊
2024年12月24日号(12/17発売)

アサドの独裁国家があっけなく瓦解。新体制のシリアを世界は楽観視できるのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 3
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    トランプ、ウクライナ支援継続で「戦況逆転」の可能…
  • 5
    【駐日ジョージア大使・特別寄稿】ジョージアでは今、…
  • 6
    「私が主役!」と、他人を見下すような態度に批判殺…
  • 7
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 8
    「オメガ3脂肪酸」と「葉物野菜」で腸内環境を改善..…
  • 9
    「スニーカー時代」にハイヒールを擁護するのは「オ…
  • 10
    「たったの10分間でもいい」ランニングをムリなく継続…
  • 1
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──ゼレンスキー
  • 4
    村上春樹、「ぼく」の自分探しの旅は終着点に到達し…
  • 5
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医…
  • 6
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 7
    【クイズ】アメリカにとって最大の貿易相手はどこの…
  • 8
    「どんなゲームよりも熾烈」...ロシアの火炎放射器「…
  • 9
    【駐日ジョージア大使・特別寄稿】ジョージアでは今、…
  • 10
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 1
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼンス維持はもはや困難か?
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 8
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 9
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 10
    2年半の捕虜生活を終えたウクライナ兵を待っていた、…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中