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ウクライナ情勢ロシア軍、ウクライナ東部で激しい砲撃 物資配給所で民間人4人死亡
ウクライナ南東部のドネツク州で6日、人道支援物資の配給所がロシア軍の攻撃を受け、少なくとも民間人2人が死亡、5人が負傷した。3月撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)
ウクライナ東部のドネツク州で6日、人道支援物資の配給所がロシア軍の攻撃を受け、少なくとも民間人4人が死亡、4人が負傷した。東部の各都市にはロシア軍の激しい爆撃が行われている。地元当局者らが明らかにした。
また、ウクライナの鉄道会社によると、東部の駅にロケット弾3発が着弾し、複数の負傷者が出ているという。
ドネツク州のパブロ・キリレンコ知事は、砲撃を受けたという配給所の写真をインターネット上に公開。写真には、地面に横たわる女性2人のほか、足に重傷を負った人らが写っていた。
ロシアは、民間人を標的にしていないと主張している。ロイターは同知事の情報の真偽を確認できていない。
ロシア軍に包囲されている港湾都市マリウポリなど、南部でも砲撃や戦闘が報告されている。ロシアはマリウポリを制圧すれば、東部の親ロ派支配地域と2014年に併合したクリミアを陸路で結ぶことが可能になる。
東部ルガンスク州のガイダイ知事は、ルベジノエの町の6割をロシア軍が掌握したとし、同地域ではこの1日に81発の迫撃砲やロケット弾などによる攻撃があったと明らかにした。
同知事は、ロシアが避難ルートを寸断する恐れがあるとして「安全なうちに」脱出するよう住民に呼び掛けた。
こうした中、ロシア国防省は6日、ハリコフ地方にあるウクライナの燃料貯蔵施設をミサイルで破壊したと発表した。ロシア通信(RIA)が伝えた。
同地方の鉄道駅にあるウクライナの軍事装備品や外国の兵器も破壊したとしている。
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