米大統領選、バイデン出馬で身構えるトランプ
Michael Steele: Trump Is 'Concerned' About Joe Biden
マクダニエルが主張するように、オバマ政権時代に製造業で雇用が減ったのは確かだ。しかし、他業種を計算に入れれば、全体で1130万の雇用を創出している。この数字は、民主党のビル・クリントンや共和党のロナルド・レーガンといった歴代大統領の時代よりは少ないが、共和党のジョージ・W・ブッシュ政権時よりははるかに多い。ブッシュ退任時までの雇用増数はわずか130万人だった。トランプ政権は、2018年末までに470万の雇用を創出している。
2020年大統領選への出馬を表明した民主党候補者たちに関しては、全米規模で実施された世論調査のほとんどにおいて、バイデンが最有力候補者だ。政治データを扱うリアル・クリア・ポリティクスが最近の世論調査をまとめたものによると、現在バイデンは平均29.3%の支持を受け、乱立する候補者をリードしている。それに続くのが、バーモント州選出の無所属バーニー・サンダースの23%だ。また、3月に行われたFOXニュースの世論調査では、2020年にバイデンとトランプが大統領の椅子を争うことになれば、47%対40%でバイデンがトランプを破るという結果が出た。
(翻訳:ガリレオ)
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