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事故米ボストン郊外でガス爆発 死傷者13名、8000人が今も避難
米国のボストン近郊で、天然ガスの供給管が破裂して数十件の爆発が起き、周辺の住民8000人が避難した。写真はマサチューセッツ州ローレンスの爆発で燃える建物。ソーシャルメディアから(2018年 ロイター)
米マサチューセッツ州ボストン郊外の住宅街で発生した相次ぐガス爆発・火災から一夜明けた14日、なお約8000人が周辺地域から避難している。
爆発は13日、ボストン近郊のアンドーバ、ノースアンドーバー、ローレンスの3地区で発生。地元警察によると、約70カ所から火災や爆発などが報告された。
少なくとも1人が死亡、12人超が負傷した。多数の家屋や建物が損壊し、現在も1万8000超の世帯が停電となっている。
当局は爆発の原因究明に追われている。消防当局によると、「ガス本管の過度な加圧」が原因とみられている。
米公益会社ナイソース傘下のコロンビアガスはこれまでに、爆発のあった一帯を含む周辺地域のガス管改修を実施する計画を発表していた。
14日午前の取引でナイソースの株価は約10%急落した。
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