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中東アメリカ海軍、ペルシャ湾でイラン艦艇に警告射撃 2日連続で異常接近
8月25日、米国防総省によると、ペルシャ湾で24日、イランの艦艇が米艦艇に異常接近する事件があり、米国側が警告射撃を行った。写真はニュージャージー州 で2011年8月撮影(2016年 ロイター/Gary Hershorn)
米国防総省によると、ペルシャ湾で24日、イランの艦艇が米艦艇に異常接近する事件があり、米国側が警告射撃を行った。イラン艦艇の米艦艇への異常接近は2日連続。
同省のクック報道官によると、イランの高速攻撃艇が米軍の哨戒艇2隻に接近してきたため、3発の警告射撃を行った。
別の国防総省高官は匿名で、米国側が発炎筒などで警告しても近づいてきたため、巡視船が3発の警告射撃を行ったことを明らかにした。当初見られたイランの艦艇は3隻だったが、警告射撃を行ったときは1隻になっており、一時は200ヤード(193メートル)まで接近したという。
同高官は、24日はこのほかにもイランの艦艇が米軍の艦船に接近する事件があったと述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
これより先、23日にもペルシャ湾の入り口に当たるホルムズ海峡の近くで革命防衛隊の艦艇が米駆逐艦「ニッツェ」に300ヤードまで接近したことを国防総省高官が明らかにしている。