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ドローンアルカイダ幹部、イエメン南部でドローン攻撃により死亡
最高500万ドルの懸賞金をかけられていた男は米軍のドローンで殺害された
2月4日、イエメン南部で、アルカイダの戦闘活動を率いていた幹部が米無人機によるとみられる攻撃で死亡した。複数の住民が明らかにした。写真は首都サヌア近郊の道路で警戒に当たる政府側兵士ら(2016年 ロイター/Ali Owidha)
イエメン南部で、武装組織アルカイダの戦闘活動を率いていたJalal Baleedi容疑者が、米無人機によるとみられる攻撃で死亡した。複数の住民が明らかにした。米国は同容疑者に関する情報に最高500万ドルの懸賞金をかけていた。
アビヤン州を車で移動中に無人機攻撃を受けて死亡したという。
メディア報道や一部アナリストによると、同容疑者は過激派組織「イスラム国」のイエメン地域の指導者として活動するため、「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」を最近離れた可能性がある。
米国務省は、2013年にイエメンの首都サヌアで西側諸国の外交施設を狙った攻撃の計画に同容疑者が関与していたとし、関連情報に最高500万ドルの懸賞金をかけていた。
また住民によると、シャブワ州でも車に乗っていたアルカイダ戦闘員6人が4日の無人機攻撃で死亡した。