WorldVoice
ベルギー「テロリストの温床」の街
2015年11月17日(火)17時33分
シリアやイラクでのジハードに参戦して帰還する外国人戦闘員の住民に占める割合がヨーロッパで最も高いという。
モレンベークのテロリズムとのつながりはいまに始まったことではない。2004年のマドリード列車爆破テロでは、191人が死亡、約2,000人が負傷したが、容疑者の1人はモレンベーク出身のモロッコ人だった。
今回のテロで、ベルギーもいよいよモレンベークの悪評を放置できなくなった。シャルル・ミシェル首相は先週末、フランスのTV局に「何かあると、たいがいモレンベークが絡んでいる」と語った。「今後は強硬手段をとるしかない。これまでの対策は放任主義で手ぬるかった。今そのツケを払わされている」
その強硬手段がまた、憎しみの連鎖を生むのだろうか。
今、あなたにオススメ
PICK UP
新着