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「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王子の映像が話題に...「不幸なプリンセス」メーガン妃との最後の公務

2024年11月04日(月)08時45分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

「彼[ヘンリー王子]のまばたきが急激に増え、涙を堪えているようにも見えた」とも描かれている。

今回話題になっている映像はヘンリー王子がウィリアム王子と喧嘩し、ケンジントン宮殿内のオフィスを分け、ヘンリー王子とメーガン妃はバッキンガム宮殿内に新事務所を開設した後について、次のように言及して締めくくっている。


 

「反応は予想通りでした。市民はあきれ、ジャーナリストたちは騒ぎました。しかし、一番がっかりしたのは家族からの反応でした。沈黙したことです。

公には何も言わず、私に対しても何も言いませんでした。父からも祖母からも、何の連絡もありませんでした。メグと私に起きた出来事を取り巻く沈黙について、深く考えさせられました。

全て偽りだったのか? ただの見せ物だったのか? 最も新しいメンバーで初のバイレイシャル[2つの人種にルーツを持つ]メンバーを皆で支えることができないのであれば、私たちは一体何者だったのでしょう?

それは本当の立憲君主制だったのでしょうか? 本当の家族だったのでしょうか? 互いを守ることは、どんな家族においても一番大事なルールではないでしょうか?」

しかし、イギリス王室側は夫妻を支えるための最高のチームを準備していたにもかかわらず、メーガン妃が結婚当初から「不幸なプリンセス」のシナリオに心を奪われていたため、事あるごとに心の病や人種問題にすり替えられ、「私を見捨てた」と指摘できる状況にもっていったという。

そして、「不幸なプリンセス」を自任するメーガン妃の訴えにヘンリー王子が同調していたことをタイムズ紙のヴァレンタイン・ロウ記者は著書『廷臣たちの英国王室──王冠を支える影の力』(邦訳、作品社)で指摘している。

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