最新記事

英王室

「ピンクのワンピース」に込めた、キャサリン妃の子供たちへの思い

2023年05月26日(金)16時20分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
キャサリン妃

POOL New-REUTERS

<今年の「チェルシー・フラワー・ショー」で着用したのは、かつてお姫様に憧れた女の子と会う際にも着た特別なワンピース。キャサリン妃と子供たちの交流について>

王立園芸協会(RHS)主催の国際的なガーデンショーの1つである、恒例のチェルシー・フラワー・ショーが1週間の日程で5月28日まで行われている。

世界各国の新種の花やガーデニング用品などの発表の場としてだけでなく、ガーデンパーティを楽しむ社交の場としても知られ、毎年多くの王室メンバーが訪れている。

今年もチャールズ国王、カミラ王妃、キャサリン妃だけでなく、故ダイアナ妃の姪にあたるアメリア・スペンサー嬢とイライザ・スペンサー嬢の姿も。

初日に参加したキャサリン妃は今回、ちょっとしたハプニングに見舞われた。10校の小学校から約100人が参加した「子供ピクニック」に飛び入り参加した際に、7歳の女の子にサインをおねだりされたのだ。

しかし、キャサリン妃は「名前は書けないけれど、絵なら描けるわよ」と言って花を描いたほか、木、そして花に囲まれた池を書いてもらった子もいたという。

サインの偽造など悪用を避けるためにも王室メンバーはサインには応じないとされており、子供たちを傷つけないためのキャサリン妃による配慮であった。


また、今回注目されたのは、キャサリン妃がイギリスのファッションブランド「ME+EM(エムイーアンドイーエム)」のワンピースを着用していたことであった。それは2021年5月にも一度着用されたもので、その時は白血病と闘う6歳のミラちゃんと面会している。

お姫様に憧れるミラちゃんにピンクのお姫様ドレスを着せてあげる約束をしたキャサリン妃は、スコットランドのホリールード宮殿に招待。そして自らもピンクのワンピースで出迎えた。

社会的価値創造
「子どもの体験格差」解消を目指して──SMBCグループが推進する、従来の金融ビジネスに留まらない取り組み「シャカカチ」とは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ショルツ独首相、2期目出馬へ ピストリウス国防相が

ワールド

米共和強硬派ゲーツ氏、司法長官の指名辞退 買春疑惑

ビジネス

車載電池のスウェーデン・ノースボルト、米で破産申請

ビジネス

自動車大手、トランプ氏にEV税控除維持と自動運転促
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 2

    【ヨルダン王室】世界がうっとり、ラジワ皇太子妃の…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 5

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃が妊娠発表後、初めて公の場…

  • 1

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 2

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 3

    キャサリン妃が「涙ぐむ姿」が話題に...今年初めて「…

  • 4

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 1

    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…

  • 2

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 3

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃が出産後初めて公の場へ...…

  • 4

    カミラ王妃はなぜ、いきなり泣き出したのか?...「笑…

  • 5

    キャサリン妃が「大胆な質問」に爆笑する姿が話題に.…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:超解説 トランプ2.0

特集:超解説 トランプ2.0

2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること