風土改革からSDGs推進へ、国内から海外へ...次々に可能性を広げるニチレイフーズ「ハミダス活動」とは何か
「ハミダス活動」から生まれたSDGs推進の取り組み
当初は従業員同士のコミュニケーション活性化を目的とした「ハミダス活動」だが、近年はここから生まれた多くの活動がSDGs推進の取り組みへと発展を遂げている。なかでも活発なのが、食育とフードロス削減に向けた取り組みだ。
食育活動と言えば、従来は小学生が主な対象だったが、同社では要望に応え、シニア向けの生涯教育としても実施。また、児童養護施設や視覚支援学校、遠隔地・離島、フリースクールなど、さまざまな境遇にある子供たちに平等に教育の機会を提供する支援をしている。

一方、フードロス削減の取り組みも、従来はフードバンクに寄付をしていたが、こちらも徐々に「はみ出して」いく。出荷単位に満たず正規品であるにもかかわらず販売できない「半端品」をこども食堂に寄付したり、地域自治体と連携して、半端品を返礼品として活用する全国初の「環境型ふるさと納税」もスタートさせたりしている。
同社はブラジル、タイ、中国、ベトナム、アメリカなどに海外展開しているが、「ハミダス活動」は国境も「はみ出し」ている。例えば、貧困層の子供たちへのアセロラジュースの提供(ブラジル)、食育教育の実施(アメリカ)と、各地の実情に合った活動が行われている。

こうして広がってきた「ハミダス活動」について、佐藤氏は「当初はSDGsに対する認知や理解をいかに広めるかが課題だった。認知が広がると今度は、事業活動とは違う社会貢献活動と捉えられがちで、SDGsは企業としての責務であり、事業活動の一環であるとの認識を従業員に持ってもらうことが今後の課題だ」と謙遜する。
確かにSDGsには、そういった難しさもあるのかもしれない。しかし個々の従業員が自らの業務から「はみ出し」て視野を広げていったからこそ、ニチレイフーズは多様なSDGsを推進でき、従業員の働きがいにもつながっている。
どんな形であれ、視野を広げればSDGsも広がっていく。そんなヒントを「ハミダス活動」は提示してくれているようだ。
アマゾンに飛びます
2026年1月20号(1月14日発売)は「総力特集:ベネズエラ攻撃」特集。深夜の精密攻撃で反撃を無力化しマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ大統領の本当の狙いは?
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
-
「セールスコンサルタント」日系/外資TOP企業の人事・経営層を相手に採用戦略を提案/人材サービス「紹介/教育/研修」/業界未経験歓迎
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収500万円~700万円
- 正社員
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
「セールスコンサルタント」日系/外資TOP企業の人事/経営層を相手に採用戦略を提案/人材サービス「紹介/教育/研修」
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収600万円~800万円
- 正社員
-
外資系メーカーでの受発注のお仕事/未経験OK/女性が活躍/英語が活かせる/賞与あり/昇給あり
株式会社マイナビワークス
- 東京都
- 月給20万8,000円~
- 正社員






