最新記事
健康

スマホで眼科診療、尿意予測デバイス...ほか、老後の不安を解消するサービス&製品10選

LIVING LONGER AND HEALTHIER

2024年6月27日(木)16時41分
ニューズウィーク日本版編集部

スタートウェル

newsweekjp_20240627053358.jpg

看護師が利用者の自宅に毎月訪問して、疾病の管理や生活改善に向けたアドバイス、社会的交流の機会を提供するヘルスケアサービス。

その基になるのがスマートウォッチ(健康管理トラッカー)と簡易尿検査キットで収集した運動や睡眠、栄養といったデータだ。

健康的な習慣を継続しようとしても、運動や睡眠、栄養の改善には専門的な知識やモチベーションの維持が不可欠。デジタルとリアルの両面から、持病のある人や1人暮らしのシニアを支援する。


LINEドクター

診療予約からビデオ通話での診療、薬の処方や自宅への配送までさまざまな医療サービスがLINEで完結できる。

予約から決済まで一貫してでき、操作も比較的容易なため、LINEの利用率が年々高まるシニア層の間でも支持が広がっている。初期費用や毎月固定費は無料で、サービスの利用ごとに診療費用や調剤費用を支払う。

モフバンド

newsweekjp_20240627053231.jpg

腕や足に装着すると、体の動きをリアルタイムで計測してくれるバンド。60代から徐々に衰え始める歩行力やバランスといった体力測定を自宅でも手軽にでき、同年代の平均と比較しながら生活改善に生かせる。

Moff社と神戸大学が共同で展開するオンライン型健康づくりサービス「eコグニケア」では、このバンドを利用してデジタル体力測定を月に1回実施。

オンラインで運動プログラムを行い、認知症予防や生活習慣病予防、介護予防の実現を目指す。複数の利用者が一緒にプログラムを受講するため、モチベーションの維持にもつながる。

mediVRカグラ

VR(仮想現実)の空間上に表示される対象に手を伸ばす動作を繰り返すことで、姿勢のバランスや認知処理機能を鍛えるリハビリテーションを支援する医療機器。

シニアでも利用できるよう認知負荷が低い「水平ゲーム」や「落下ゲーム」、認知負荷性を高めた「水戸黄門ゲーム」など5種類を提供している。

神経科学・行動科学の知見に基づいて開発し、脊髄損傷や脳梗塞の患者の身体機能の回復が報告されている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ゼレンスキー氏「プーチン氏を信頼せず」、勝利に米の

ワールド

イスラエルのソマリランド承認に安保理で懸念、ガザ住

ワールド

ロ、ウクライナで戦略的主導権 西側は認識すべき=ラ

ビジネス

日経平均は続落で寄り付く、米株安の流れ引き継ぐ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と考える人が知らない事実
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 5
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 6
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 7
    【銘柄】子会社が起訴された東京エレクトロン...それ…
  • 8
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 6
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 9
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 10
    素粒子では「宇宙の根源」に迫れない...理論物理学者…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 5
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中