投資「初心者」の最初の1歩...投資信託を選ぶときの「3つのポイント」と、投資金額の決め方
初⼼者にオススメしたい投資⽅法は「つみたて投資」
投資には毎⽉⼀定額を投資する「つみたて」と、⾃分の好きなタイミングで好きな⾦額を投資する「スポット」があります。働いていて月々安定した収入のある方は、投資グセをつけるためにも、つみたて投資をオススメします。その水準は先に述べた5%が理想です。
相場や株価変動にかかわらずつみたて続けていると、高い・安いが気にならなくなります。それを時間分散効果と言います(その代表的な手法がドルコスト平均法です)。他方でスポット投資。これはボーナスをもらったり、ちょっとした収入があった際、お金を寝かせていてはもったいないなと感じたら実践してみましょう。または、誰もが怖いと思う暴落時に買ってみるというのも手です。
しかし、あまり相場や価格変動に心を奪われ過ぎないように。投資にはリズムが大切です。まずはつみたて投資から始め、慣れてきたらスポットにも挑戦してみる感じでしょうか。しかし最も大切なのは時間ですので、せっかくプロに任せる投資信託なのですから、相場に躍起にならず、ぜひお仕事やプライベートの時間を優先し充実させてください。
澤上 龍(さわかみ投信株式会社代表取締役社長)
1975年千葉県生まれ。2000年5月にさわかみ投信株式会社に入社後、ファンドマネージャー、取締役などを経て2012年に離職。その間、2010年に株式会社ソーシャルキャピタル・プロダクションの創業、2012年に関連会社の経営再建を実行し、2013年にさわかみ投信株式会社に復帰、同年1月に代表取締役社長に就任。現在は、「長期投資でもっと世の中をおもしろくすること」を理念に、全国各地で精力的にセミナー・講演活動を行う。飾らないストレートな物言いが好評を博している。講演活動の傍ら、コラム執筆や起業経営支援も行う。著書に『儲けない勇気 さわかみ投信の軌跡』、『理想の投資と結婚する方法』、『50歳から成功する長期投資 65歳でプラス3000万円』(幻冬舎)など。
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