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「できる東大生」はノートの取り方が全然違う アウトプットのための凄い思考術

2021年5月22日(土)13時00分
片山 湧斗(東京大学学生・理科三類在学中) *東洋経済オンラインからの転載

また、こんな暗記ノートを作っている人もいました。

newsweek202105211749.png

日本語が浮かばなかった単語を正の字でカウントしていく(筆者撮影)

オレンジのペンで英単語を書き、日本語が思い浮かばなかったところをカウントし、自分の弱点を明らかにするというものですね。

いつもどこかに「アウトプット」が意識されている

こんなノートもありました。

newsweek202105211805.jpg

問題を上部に貼り、解答を作成。一番下に問題から学べるポイントを書いて整理(筆者撮影)

問題をコピーしてそのまま上部に貼り、その解答を書いていきます。そのうえで、一番下にはその問題から学べるポイントをいくつか整理して書いていくのです。問題を想定してノートを作りつつ、自分で自分に対して授業をするかのように整理することができる、ということです。

このように、東大生のノートは、いつもどこかに「アウトプット」が意識されているのです。多くの場合、試験で点を取るために勉強をすることが多いと思いますが、試験のときに答えられないなら、その勉強って無駄になってしまいますよね。

教科書と3時間にらめっこしてなんとなく話の流れはわかったとしても、その次の日にあるテストで結局0点になってしまったら意味がないのです。

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