最新記事
仕事術

「∞プチプチ」なんてどう思いつくの? アイデア溢れる会議の秘訣はカプセルトイにあった

2023年5月19日(金)17時27分
flier編集部

230518fl_itp03.jpg

ファシリテーションというと、会話のデザインが注目されがちですが、それよりも、ちょうどよいお題をデザインできるかどうかが、アイデアが出やすい場をつくれるかを大きく左右します。僕は大喜利が大好きですが、大喜利が面白くなるかどうかの決め手も、司会が誰かではなく、お題が答えやすいかどうかですよね。会議の参加者目線に立つと、もし発想が広がりにくいお題が出されたときは、「こういう条件はどうか?」と制約を提案してみるのも手です。

ファシリテーションの2つ目のポイントは、参加者一人一人が考えやすいスタンスを尊重することです。企画会議のファシリテーションというと、盛り上げなきゃと思うかもしれません。ですが、参加者全員がどんどん発言しなければいけないということはまったくありません。「もっと発言していこう!」はNGワードです。僕が尊敬するアイデアパーソンは、公開アイデア会議を開催した際、議論中に「ちょっといなくなりまーす」とミュートにするんです(笑)。そして終了間際にそっと現れて、めちゃめちゃよいアイデアをいって帰っていった。会議中も同様に、黙々とメモを取りながら熟考して最後に一つアイデアを出す人がいてもいい。ファシリテーターは、参加者一人一人との関係性を築いておき、その人たちの得意な参加スタンスを尊重することが大事です。

よい問いに出合いたいなら、「問いのアイデア会議」をやろう

──アイデアが出やすい場をつくるには、問いの力も求められると思います。ここ最近、ChatGPTのような生成AIが一気に日本でも広がり、的確に問いを投げかける力はますます大事になります。よい問いを思いつけるようになるにはどうしたらよいでしょうか。

たしかに今後は、AIを上手く使える人が価値ある人材といわれるようになり、問う力はますます重要になると思います。よい問いを増やすには、アイデア企画会議をする感覚で、「問いのアイデア会議」を実施することがおすすめです。

1人で問いを考えようとすると、誰も答えられなかったり結果が出にくかったりする。たとえば、数年前のIoTブームの時代には、上司から「ネットにつないで、サブスク課金ができるおもちゃを考えられないか?」といった問いが出されるシーンをよく耳にしました。この問いに真正面から答えようとするのは少し厳しい。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ米大統領、自身のSNSに投稿された人種差別

ビジネス

アングル:インド「高級水」市場が急成長、富裕層にブ

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、リスク資産反発受け 円は衆

ワールド

トランプ氏、インドへの25%追加関税撤廃 ロ産石油
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 2
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入った「最強ライバル」の名前
  • 3
    韓国ダークツーリズムが変わる 日本統治時代から「南山」、そして「ヘル・コリア」ツアーへ
  • 4
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 5
    【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    日経平均5万4000円台でも東京ディズニー株は低迷...…
  • 8
    「こんなのアリ?」飛行機のファーストクラスで「巨…
  • 9
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 10
    心停止の8割は自宅で起きている──ドラマが広める危険…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 4
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 7
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 10
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中