最新記事

ビジネス

英語の勉強を始める前に読んでおきたい「英語術」の本...ほか、いまオススメの4冊

2022年9月14日(水)18時11分
flier編集部
夜の読書

sakai000-iStock

<『ビル・ゲイツの思考哲学』『同時通訳者が教える本当に使える英語術』『現代用語の基礎知識 学習版』『「ヤングケアラー」とは誰か』いま読んでほしい4冊を紹介>

各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)

◇ ◇ ◇


世界的な天才たちの行動理念に迫る

HOW TO THINK LIKE Bill Gates
 ビル・ゲイツの思考哲学

 著者:ダニエル・スミス
 出版社:文響社
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)


「世界的な天才と自分は一体何が違うのだろう?」

誰しも、そんな風に考えたことがあるのではないでしょうか。本作「HOW TO THINK LIKE」シリーズでは世界的偉業を成し遂げた天才たちのエピソードと発言をまとめ、彼らの行動理念「思考哲学」に迫ります。

第一弾の主人公は、Microsoftの生みの親にして、億万長者のビル・ゲイツ氏。近年では慈善事業にも力を入れていることから、平和主義の聖人君子のようなイメージが強くなっています。しかし、その実態は、課題解決に底知れぬ執念を持ち、事業の改善や勝つためのチャンスを掴むためならどんなこともいとわない超努力型の人間であることをご存知でしょうか?

「困難に対してクリエイティブな方法で向き合えば人生は楽しくなる」
「笑われるようなアイデアがなければ、独創的なアイデアとはいえない」
「一番不満を持っている顧客から、一番多くを学ぶことができる」

彼の思考哲学は、個性的ですがとてもシンプル。特別な才能を持たずとも、ほんの少し背伸びをすれば真似ができ、それでいて、心を熱くしてくれるものばかりです。ぜひ本書を通じて、ビル・ゲイツの思考哲学、足跡を追い、人生を楽しむヒントと勇気を手にしてください。
(編集部 麻生麗子)

英語学習を始める前に手に取りたい英語術の本

新しい英語力の教室
 同時通訳者が教える本当に使える英語術

 著者:田中慶子
 出版社:インプレス
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)


英語を学びたいと思って奮い立つもいつの間にか挫折してしまう人は少なくないでしょう。多忙な現代人ならなおさらです。本書は、英語学習の挫折体験を持つ人やこれから学びたい人に向けて、日本トップクラスの同時通訳者・田中慶子さんによる、英語を使うための考え方や学ぶためのプロセスを解説した書籍です。

何のために英語を学びたいのか、どんな学習スタイルが自分に合っているのかを根本から紐解き、モチベーションを維持しながら今の自分に必要な英語力を身につけていく、といった英語学習に最も必要なマインドセットに重点を置きながら丁寧に解説しています。

また、神ワザともいわれる同時通訳の現場で「相手の言っていることがわからないときにどうするのか」といった通訳テクニックも掲載しているので、実際の英会話の参考になるでしょう。

本書は英語のフレーズ集や文法の解説書ではありません。まず英語学習を始める前に手に取っていただきたい1冊です。
(編集担当・渡辺)

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

ドイツ議会、540億ドル規模の企業減税可決 経済立

ワールド

ガザの援助拠点・支援隊列ルートで計798人殺害、国

ワールド

米中外相が対面で初会談、「建設的」とルビオ氏 解決

ビジネス

独VW、中国合弁工場閉鎖へ 生産すでに停止=独紙
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:大森元貴「言葉の力」
特集:大森元貴「言葉の力」
2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 2
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に...「曾祖母エリザベス女王の生き写し」
  • 3
    トランプ関税と財政の無茶ぶりに投資家もうんざり、「強いドルは終わった」
  • 4
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...AP…
  • 5
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 6
    アメリカを「好きな国・嫌いな国」ランキング...日本…
  • 7
    アメリカの保守派はどうして温暖化理論を信じないの…
  • 8
    名古屋が中国からのフェンタニル密輸の中継拠点に?…
  • 9
    トランプはプーチンを見限った?――ウクライナに一転パ…
  • 10
    【クイズ】日本から密輸?...鎮痛剤「フェンタニル」…
  • 1
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 2
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 3
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...APB「乗っ取り」騒動、日本に欠けていたものは?
  • 4
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 5
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に..…
  • 6
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 7
    「本物の強さは、股関節と脚に宿る」...伝説の「元囚…
  • 8
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」…
  • 9
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 10
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中