コラム

イノベーションは民間企業だけのものではない/God forbid(決してそんなことはないように祈ります)

2016年04月11日(月)12時33分

登場するボキャブラリー

【new economy】IT産業を中心とする経済。IT産業が発展する前の経済であるold economyと対照させた表現。マッツカート氏はシリコンバレーの企業の話をする時に、この表現を使っています。

【bring to the market】市場に出す、売り出す。イノベーションを行っている企業の活動を説明する際、マッツカート氏はこの表現を使っています。

【think out of the box】既成概念(既存の枠組み)にとらわれずに物事を考える。マッツカート氏はこの表現を好んでおり、このTED Talkでは3回も使っています。

【Leviathan】旧約聖書に登場する巨大な海獣リバイアサン。大き過ぎる政府に関してよく使われる言葉。マッツカート氏は政府に関する考え方に触れる際に、この言葉を使っています。

【heavy hand】過度の介入・規制。政府の行動に関してよく使われます。マッツカート氏は政府の行動へに対するよくある批判を紹介する際、この表現を使っています。

【Bring it on】どうぞ、もっと沢山してください。マッツカート氏は政府の民間企業へのサポートについて話す時、その活動への賛成を示すためこの表現を使っています。

【self-fulfilling prophecy】自動的に実現される予測。マッツカート氏は、政府の動きが鈍いと考えていたら、それがself-fulfilling prophecyになり、きっとそのようになってしまうだろうと説明しています。

プロフィール

ロッシェル・カップ

Rochelle Kopp 異文化コミュニケ−ション、グローバル人材育成、そして人事管理を専門とする経営コンサルタント。日本の多国籍企業の海外進出や海外企業の日本拠点をサポートするジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創立者兼社長。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営大学院修了(MBA)。『シリコンバレーの英語――スタートアップ天国のしくみ』(IBC出版)、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)など著書多数。最新刊は『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』(共著、クロスメディア・パブリッシング)。

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