コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

菅政権の「レベル7」決定の政治的な意味を考える

 東電福島第一の事故は「レベル6」とすべきでした。  1986年の「チェルノブイリ事故」と同等の「7」にする必要はなかったと考えます。  放

2011.04.13
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本に政治はあるのか?

 統一地方選の前半が終わりました。誰が勝ったという結果はともかく、その結果の意味が不明確ということで、選挙は失敗だったと言わねばなりません。

2011.04.11
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

風評のパワーを甘く見てはいけないのではないか?

 風評というのは「感情論」であるのは間違いありません。  それは、現在進行形の事象ではなく、過去の現象を振り返れば容易に分かることです。例え

2011.04.08
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

IAEA事務局長が日本の元外交官である偶然をどう生かしたら良いのか?

 なんという偶然でしょう!  東電福島第一原子力発電所が事故を起こした今、IAEA(国際原子力機関)の事務局長を、日本の元外交官である天野之

2011.04.06
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

東電原発事故、アメリカの当面の見方から「全体像」は浮かぶのか?

 現時点では原子炉の冷却用に投入された水が、放射性物質を含んだまま流出して海水を汚染しているという問題が一番の懸念材料になっているようです。

2011.04.04
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

国有化? 公的資金投入? 東電破綻のスキームを考える

 福島第一原子力発電所の事故処理に難航する中、東京電力の経営は一気に厳しい状態に陥っています。3つのメガバンクをはじめとする銀行団から、年度

2011.04.01
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

東電の原発の状況を「戦争」に例えるのは不適切ではないのか?

 東電原発事故の状況が一向に好転しない中、政府や東電の対応を見ていると、第二次大戦の敗戦に至った日本的な組織の欠陥が繰り返されているのでは?

2011.03.30
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

人と人は「対等」であれば「つながる」ことができるのではないか?

 現オリックス・バファローズの田口壮選手が、セントルイス・カージナルス時代に綴っていたブログは、日々新しい発見があり私は愛読していました。特

2011.03.28
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

膨大な悲劇を前にして「こころの問題」は比較も非難もできないのでは?

 この夏の東京湾大華火祭が中止となりました。このニュースを聞いた瞬間に、多くのネット上での世論同様に、私も自粛ムードが過剰という印象を持ちま

2011.03.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカが福島第一の「4号機」に注目する背景には「使用済み核燃料問題」があるのでは?

 福島第一原発の事故は、依然予断を許さない状況ですが、アメリカの報道はここへ来て沈静化しています。リビアでの戦争が始まり、北アフリカと中東に

2011.03.23
MAGAZINE
特集:破壊王マスク
特集:破壊王マスク
2025年3月 4日号(2/26発売)

「政府効率化省」トップとして米政府機関に大ナタ。イーロン・マスクは救世主か、破壊神か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    富裕層を知り尽くした辞めゴールドマンが「避けたほうがいい」と断言する金融商品
  • 2
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チームが発表【最新研究】
  • 3
    障がいで歩けない子犬が、補助具で「初めて歩く」映像...嬉しそうな姿に感動する人が続出
  • 4
    日本人アーティストが大躍進...NYファッションショー…
  • 5
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 6
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 7
    見逃さないで...犬があなたを愛している「11のサイン…
  • 8
    イスラム×パンク──社会派コメディ『絶叫パンクス レ…
  • 9
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 10
    国連総会、ウクライナと欧州作成の決議案採択...米露…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 4
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
  • 5
    障がいで歩けない子犬が、補助具で「初めて歩く」映…
  • 6
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 7
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 8
    富裕層を知り尽くした辞めゴールドマンが「避けたほ…
  • 9
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 10
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 10
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中