プレスリリース

兼松サステック株式会社が埼玉八栄工業株式会社の全株式を取得(完全子会社化)

2025年01月06日(月)15時00分
当社は、2024年12月開催の取締役会において、埼玉八栄工業株式会社(以下「埼玉八栄工業」といいます。)の全株式を取得することを決議し、2025年1月1日をもちまして完全子会社化いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


1. 株式取得の理由
当社の地盤調査改良事業は、事業部の一つでありますジオテック事業部を中心に、戸建住宅や共同住宅、商業施設等向けの地盤調査・改良・土質試験、土壌汚染度調査、汚染土壌浄化工事等、様々な地盤関連サービスを展開しております。
一方、埼玉八栄工業は、土木・舗装工事を中心に国内において国土防災に関わる地盤改良工事を展開しており、ジオテック事業部が事業拡大として展開を企図している領域を専門にしております。また、難度の高い工事の施工が可能なだけでなく、柔軟な施工体制を組むことができるため、取引先からの高い信頼を得ており、複数の大手の取引企業様より専門施工会社としての評価を受けています。さらに、中層混合処理工法をはじめとする、工法の特許を保有しており、とりわけ日本において19社のみ施工が可能な「WILL工法※」の特許保有会社であるなど、高い技術力を有しております。
以上のことから、更なる地盤関連サービスの拡充およびグループシナジーによる事業拡大を図れるものと判断し、埼玉八栄工業の全株式取得を決定しました。高い技術力を有する埼玉八栄工業が当社グループに加わることで、同社のノウハウを活用し、当社の地盤改良事業の拡大を図るほか、グループシナジーを活かし、新サービスの開発や都市化が進む東南アジアにおける特殊地盤改良技術の販売、販路開拓など、地盤改良分野の事業拡大を目指してまいります。

※WILL工法(中層混合処理工法)は、表層混合処理工法と深層混合処理工法の中間に位置し、改良深度は通常2~13メートルです。この地盤改良技術は、防災の観点からも非常に重要で、特に地震や豪雨による地盤災害を防ぐ対策として注目されています。


2. 埼玉八栄工業の概要
社名 : 埼玉八栄工業株式会社
本社所在地: 埼玉県本庄市児玉町共栄240
代表取締役: 松尾 好史弘
事業内容 : 各種地盤改良用機械設備の開発設計・製作及び販売、
建設機械整備・改造、
地盤改良工事請負
設立 : 1967年4月1日
HP : http://www.yaei.co.jp/


【会社概要】
社名 : 兼松サステック株式会社
本社所在地 : 東京都中央区日本橋浜町3-3-2
トルナーレ日本橋浜町6F
代表取締役社長: 小泉 浩一
事業内容 : 1. 地盤調査、地盤補強工事
2. 木材の防腐・防蟻処理加工及び販売
3. 防犯カメラシステム等各種セキュリティ機器の販売
設立 : 1934年3月6日
HP : https://www.ksustech.co.jp/


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プレスリリース提供元:@Press
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