プレスリリース
「五感から知る言葉にならない日本の美」第2回を2月22日に開催 サントリー・チーフブレンダー 福與 伸二 氏が登壇
2025年01月23日(木)15時00分
470年の歴史をもつ京友禅の老舗・千總を母体とした一般社団法人千總文化研究所(所在地:京都市中京区、代表理事:西村 總左衛門)は、大人が日本の文化芸術を学ぶワークショップ・講演会シリーズ「五感から知る言葉にならない日本の美」の第2回を2025年2月22日(土)にサントリー山崎蒸溜所(大阪府三島郡島本町山崎5丁目2-1)にて開催いたします。
「五感から知る言葉にならない日本の美」詳細
https://icac.or.jp/public/7618/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/421718/LL_img_421718_1.png
キービジュアル
本プログラムは、日本の第一線で活躍する表現者・技術者による五感を切り口としたワークショップ・講演会です。人の感性に立ち返って、文化芸術を深く知る体験を提供いたします。本プログラムの収益は、当研究所が企画・開発を進める次世代育成プログラムの運営に充てられます。次世代に伝え遺したい日本文化を共に考え、大人の学びが子どもの学びの支援となる「学び」のバトンを繋ぐことで、文化継承の新たな形を社会に創ります。
プログラム第2回のテーマは、「ウイスキーの香りと味わいの世界―日本のものづくり―」です。
サントリー株式会社 チーフブレンダーの福與 伸二 氏を迎え、ブレンダーの「五感」とウイスキーづくりについてご講演いただきます。会場は、日本で最初に創設されたウイスキー蒸溜所である「サントリー山崎蒸溜所」にて、実際の蒸溜所の見学、ウイスキーに関する講演に加え、プログラム後半のワークショップではウイスキーのテイスティング(利き酒)とブレンディングを体験いただきます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/421718/LL_img_421718_2.jpg
サントリー山崎蒸溜所 貯蔵庫
【プログラム概要】
「ウイスキーの香りと味わいの世界―日本のものづくり―」
福與 伸二 氏(サントリー株式会社 チーフブレンダー)
会場 :サントリー山崎蒸溜所(大阪府三島郡島本町山崎5丁目2-1)
日時 :2025年2月22日(土)13:30~15:40 (受付:13:00)
定員 :先着30名
参加費:30,000円(税込)
〈お申し込み〉
期日:2025年2月16日(日)まで *定員になり次第締め切ります
一般社団法人千總文化研究所公式ウェブサイト 内「研究会・イベント」ページ( https://icac.or.jp/event/ )または下記二次元コードよりお申し込みください
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/421718/LL_img_421718_5.jpg
二次元コード
【タイムテーブル】
13:00~ 受付
13:30~13:50 主催者ご挨拶と山崎蒸溜所のご紹介
13:50~14:30 山崎蒸溜所工程見学
14:30~15:00 講演およびウイスキーのテイスティング
15:00~15:40 ワークショップ:ブレンディング
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/421718/LL_img_421718_3.jpg
サントリー山崎蒸溜所 裏庭
ウイスキーは、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダなどで発達し、その土地土地の気候・風土を反映した芳醇で複雑な香りと味わいを持つ酒として親しまれてきました。日本でウイスキーづくりが始まったのはおよそ100年前。現在のサントリーの前身である寿屋の社長・鳥井信治郎が、1923年に日本で初めての本格モルトウイスキー蒸溜所である「山崎蒸溜所」の建設に着手、1929年に最初の国産ウイスキー「サントリー白札」を誕生させました。
製麦、糖化、発酵、蒸溜の工程を経て樽に貯蔵され、数年から数十年の歳月をかけて熟成されて、ウイスキーの原酒ができます。原料と製法、樽材の種類や寸法、熟成期間、気温や湿度など様々な要件の違いにより、香味の異なる個性豊かな原酒が生まれます。
サントリーでは、ブレンダーが原酒をひとつひとつ吟味し組み合わせることで、多様なウイスキーがつくり分けられています。香味成分の詳細な化学分析が可能となった現代においても機械化・マニュアル化されない、人の五感でしか成し得ない日本のものづくりがあります。100年の叡智を積み重ねて今、世界的に高く評価されるその香りと味わいは、どのような感覚・感性によって創造されるのでしょうか。
ワークショップでは、皆様にウイスキーのテイスティング(利き酒)とブレンディングを体験いただきます。登壇者・福與 伸二 氏と語らいながら、味覚と嗅覚を研ぎ澄ませて香りと味わいの世界を探訪します。
【登壇者プロフィール】
福與 伸二 (サントリー株式会社 チーフブレンダー)
1961年、愛知県生まれ。名古屋大学農学部農芸化学科卒業。1984年サントリー株式会社(当時)に入社。白州ディスティラリー(現在の白州蒸溜所)、ブレンダー室を経て、1996年に渡英。ヘリオットワット大学(エジンバラ)駐在や、モリソンボウモア ディスティラーズ(グラスゴー)への出向勤務の後、2002年帰国。2003年に主席ブレンダー、2006年にブレンダー室長を経て、2009年に5代目チーフブレンダーに就任。山崎の各種限定シリーズをはじめ、数多くのサントリーウイスキーを手掛けている。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/421718/LL_img_421718_4.jpg
サントリー株式会社チーフブレンダー 福與 伸二 氏
■「五感から知る言葉にならない日本の美」について
―プログラム―
第1回 2024年11月16日(土)
「五感のバランスの再構築―香りがうつす日本の感性―」
畑 正高 氏(株式会社松栄堂 代表取締役社長) *終了いたしました
第2回 2025年2月22日(土)
「ウイスキーの香りと味わいの世界―日本のものづくり―」
福與 伸二 氏(サントリー株式会社 チーフブレンダー)
第3回 2025年4月19日(土)
「漆の艶と螺鈿の煌めき―素材がもつ光を求めて―」
小西 寧子 氏(漆芸家)
第4回 2025年7月26日(土)
「自然から紡ぐ佇まい―見て触れて知る竹の姿―」
黒田 正玄 氏(竹細工・柄杓師 14代)
第5回 2025年10月11日(土)
「五感で楽しむ五人囃子―音を観て時空の旅へ―」
大倉 源次郎 氏(能楽囃子方大倉流小鼓方16世宗家)
*会場 :京都市または京都市近郊(回により異なります)
*時間 :午後の時間帯(回により異なります)
*定員 :30名/各回
*参加費:30,000円(税込)/各回
【プログラムの背景】
日本には、世界に誇るべきさまざまな文化芸術があり、そこには数えきれないほどの卓越した技術が凝縮されています。日本のものづくりにみる息を呑むような繊細な美や技術が、どのように伝承されてきたものか、誰もがその物語を知りたいと願っているのではないでしょうか。一方で、人の記憶や経験、歴史的・地理的な背景から重層的に構成された知識や概念を紐解き、深く理解することは容易なことではないでしょう。しかしそれが、日本の繊細なものづくりや長い伝統を持つ文化芸術を難しくする一つの要因かもしれません。
そうした問題意識から、本プログラムでは、日本の第一線で活躍する表現者・技術者による五感を切り口とした講演とワークショップを設計いたしました。世代や時空を越えて受け継がれ完成されるもの、材料に見られる唯一無二の特性、修練を重ねて体得された表現に、五感を研ぎ澄ませる体験を提供いたします。
これは、人のプリミティブな感性に立ち返った文化芸術の伝承であり、デジタル技術によって様々な事柄を容易に他者と共有できる現代への問いとして、共有と共感の次元を転換する試みでもあります。
【法人概要】
法人名 : 一般社団法人千總文化研究所
Institute for Chiso Arts and Culture
代表理事: 西村 總左衛門
所在地 : 〒604-8166 京都府京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80
設立日 : 2017年3月30日
URL : https://icac.or.jp/public/
*各回の登壇者プロフィールならびに一般社団法人千總文化研究所が開発を進める次世代育成プログラムについては、添付資料をご覧ください。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
「五感から知る言葉にならない日本の美」詳細
https://icac.or.jp/public/7618/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/421718/LL_img_421718_1.png
キービジュアル
本プログラムは、日本の第一線で活躍する表現者・技術者による五感を切り口としたワークショップ・講演会です。人の感性に立ち返って、文化芸術を深く知る体験を提供いたします。本プログラムの収益は、当研究所が企画・開発を進める次世代育成プログラムの運営に充てられます。次世代に伝え遺したい日本文化を共に考え、大人の学びが子どもの学びの支援となる「学び」のバトンを繋ぐことで、文化継承の新たな形を社会に創ります。
プログラム第2回のテーマは、「ウイスキーの香りと味わいの世界―日本のものづくり―」です。
サントリー株式会社 チーフブレンダーの福與 伸二 氏を迎え、ブレンダーの「五感」とウイスキーづくりについてご講演いただきます。会場は、日本で最初に創設されたウイスキー蒸溜所である「サントリー山崎蒸溜所」にて、実際の蒸溜所の見学、ウイスキーに関する講演に加え、プログラム後半のワークショップではウイスキーのテイスティング(利き酒)とブレンディングを体験いただきます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/421718/LL_img_421718_2.jpg
サントリー山崎蒸溜所 貯蔵庫
【プログラム概要】
「ウイスキーの香りと味わいの世界―日本のものづくり―」
福與 伸二 氏(サントリー株式会社 チーフブレンダー)
会場 :サントリー山崎蒸溜所(大阪府三島郡島本町山崎5丁目2-1)
日時 :2025年2月22日(土)13:30~15:40 (受付:13:00)
定員 :先着30名
参加費:30,000円(税込)
〈お申し込み〉
期日:2025年2月16日(日)まで *定員になり次第締め切ります
一般社団法人千總文化研究所公式ウェブサイト 内「研究会・イベント」ページ( https://icac.or.jp/event/ )または下記二次元コードよりお申し込みください
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/421718/LL_img_421718_5.jpg
二次元コード
【タイムテーブル】
13:00~ 受付
13:30~13:50 主催者ご挨拶と山崎蒸溜所のご紹介
13:50~14:30 山崎蒸溜所工程見学
14:30~15:00 講演およびウイスキーのテイスティング
15:00~15:40 ワークショップ:ブレンディング
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/421718/LL_img_421718_3.jpg
サントリー山崎蒸溜所 裏庭
ウイスキーは、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダなどで発達し、その土地土地の気候・風土を反映した芳醇で複雑な香りと味わいを持つ酒として親しまれてきました。日本でウイスキーづくりが始まったのはおよそ100年前。現在のサントリーの前身である寿屋の社長・鳥井信治郎が、1923年に日本で初めての本格モルトウイスキー蒸溜所である「山崎蒸溜所」の建設に着手、1929年に最初の国産ウイスキー「サントリー白札」を誕生させました。
製麦、糖化、発酵、蒸溜の工程を経て樽に貯蔵され、数年から数十年の歳月をかけて熟成されて、ウイスキーの原酒ができます。原料と製法、樽材の種類や寸法、熟成期間、気温や湿度など様々な要件の違いにより、香味の異なる個性豊かな原酒が生まれます。
サントリーでは、ブレンダーが原酒をひとつひとつ吟味し組み合わせることで、多様なウイスキーがつくり分けられています。香味成分の詳細な化学分析が可能となった現代においても機械化・マニュアル化されない、人の五感でしか成し得ない日本のものづくりがあります。100年の叡智を積み重ねて今、世界的に高く評価されるその香りと味わいは、どのような感覚・感性によって創造されるのでしょうか。
ワークショップでは、皆様にウイスキーのテイスティング(利き酒)とブレンディングを体験いただきます。登壇者・福與 伸二 氏と語らいながら、味覚と嗅覚を研ぎ澄ませて香りと味わいの世界を探訪します。
【登壇者プロフィール】
福與 伸二 (サントリー株式会社 チーフブレンダー)
1961年、愛知県生まれ。名古屋大学農学部農芸化学科卒業。1984年サントリー株式会社(当時)に入社。白州ディスティラリー(現在の白州蒸溜所)、ブレンダー室を経て、1996年に渡英。ヘリオットワット大学(エジンバラ)駐在や、モリソンボウモア ディスティラーズ(グラスゴー)への出向勤務の後、2002年帰国。2003年に主席ブレンダー、2006年にブレンダー室長を経て、2009年に5代目チーフブレンダーに就任。山崎の各種限定シリーズをはじめ、数多くのサントリーウイスキーを手掛けている。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/421718/LL_img_421718_4.jpg
サントリー株式会社チーフブレンダー 福與 伸二 氏
■「五感から知る言葉にならない日本の美」について
―プログラム―
第1回 2024年11月16日(土)
「五感のバランスの再構築―香りがうつす日本の感性―」
畑 正高 氏(株式会社松栄堂 代表取締役社長) *終了いたしました
第2回 2025年2月22日(土)
「ウイスキーの香りと味わいの世界―日本のものづくり―」
福與 伸二 氏(サントリー株式会社 チーフブレンダー)
第3回 2025年4月19日(土)
「漆の艶と螺鈿の煌めき―素材がもつ光を求めて―」
小西 寧子 氏(漆芸家)
第4回 2025年7月26日(土)
「自然から紡ぐ佇まい―見て触れて知る竹の姿―」
黒田 正玄 氏(竹細工・柄杓師 14代)
第5回 2025年10月11日(土)
「五感で楽しむ五人囃子―音を観て時空の旅へ―」
大倉 源次郎 氏(能楽囃子方大倉流小鼓方16世宗家)
*会場 :京都市または京都市近郊(回により異なります)
*時間 :午後の時間帯(回により異なります)
*定員 :30名/各回
*参加費:30,000円(税込)/各回
【プログラムの背景】
日本には、世界に誇るべきさまざまな文化芸術があり、そこには数えきれないほどの卓越した技術が凝縮されています。日本のものづくりにみる息を呑むような繊細な美や技術が、どのように伝承されてきたものか、誰もがその物語を知りたいと願っているのではないでしょうか。一方で、人の記憶や経験、歴史的・地理的な背景から重層的に構成された知識や概念を紐解き、深く理解することは容易なことではないでしょう。しかしそれが、日本の繊細なものづくりや長い伝統を持つ文化芸術を難しくする一つの要因かもしれません。
そうした問題意識から、本プログラムでは、日本の第一線で活躍する表現者・技術者による五感を切り口とした講演とワークショップを設計いたしました。世代や時空を越えて受け継がれ完成されるもの、材料に見られる唯一無二の特性、修練を重ねて体得された表現に、五感を研ぎ澄ませる体験を提供いたします。
これは、人のプリミティブな感性に立ち返った文化芸術の伝承であり、デジタル技術によって様々な事柄を容易に他者と共有できる現代への問いとして、共有と共感の次元を転換する試みでもあります。
【法人概要】
法人名 : 一般社団法人千總文化研究所
Institute for Chiso Arts and Culture
代表理事: 西村 總左衛門
所在地 : 〒604-8166 京都府京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80
設立日 : 2017年3月30日
URL : https://icac.or.jp/public/
*各回の登壇者プロフィールならびに一般社団法人千總文化研究所が開発を進める次世代育成プログラムについては、添付資料をご覧ください。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press