プレスリリース

Assurant、2024年第2四半期のスマートフォンの下取り・アップグレードの業界トレンドを発表

2024年09月11日(水)11時00分
世界中のお客様が購入した大切な製品をサポートし、守り、つなぐ革新的なソリューションを提供するビジネスサービス・カンパニーであるAssurant, Inc.(NYSE:AIZ)は、Assurantと業界のデータに基づき、下取り・アップグレードプログラムを通じて下取りされたスマートフォンの上位5機種、米国における平均使用年数、平均下取り価格を発表しました。米国においては、使用年数は過去最長の3.7年を記録し、端末1台当たりの平均下取り価格は110.87ドルから141.02ドルへと前四半期比で28%近く上昇。米国の消費者は第2四半期にスマートフォンの下取りによって、総額8億2,900万ドルを受け取ったと推計されます。

2024年第2四半期の主なハイライトは以下の通りです。

米国における下取りされたスマートフォンの1位はiPhone 11で、9四半期連続で最も多く機種変更された端末として、不動の首位に立ちました。iPhone11は、機種変更の上位5機種中31%のシェアを占め、上位5機種中唯一の4Gモデルです。上位5機種圏外ではあるものの、Androidスマートフォンの下取り1位はSamsung Galaxy S21となり、2023年上半期に比べ下取り台数が20%増加しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/409638/LL_img_409638_1.jpg
米国におけるスマートフォン下取り上位5機種 2024年4月~6月

米国における今期の下取り・アップグレード時のスマートフォンの平均使用年数について、全体では3.71年で、前四半期の3.64年から増加し過去最長となりました。この増加は主にiPhoneによるもので前四半期の3.63年から3.78年に増加。一方、Androidスマートフォンの平均使用年数は前四半期の3.67年から3.5年に減少しています。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/409638/LL_img_409638_2.jpg
米国における下取りしたスマートフォンの平均使用年数 2024年4月~6月

米国におけるスマートフォンの下取り価格は、2024年第1四半期と比べて全体的に上昇しました。Android端末は37%の顕著な伸びを示し、Apple端末は20%増となっています。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/409638/LL_img_409638_3.jpg
米国におけるスマートフォンの下取り価格 2024年4月~6月

消費者にとっての経済的なメリットに加え、新しい端末を製造する代わりに再利用される端末1台ごとに、環境にプラスの影響があります。個々のコネクテッドデバイスによるCO2の影響に関する洞察を提供するAssurantのソリューション、Assurant Carbon IQ(SM)の推計によると、第2四半期の下取り・アップグレードプログラムにより、約38万5,000トンのCO2排出が回避されました。

Assurantのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼グローバル・コネクテッド・リビング事業のプレジデントを務めるビジュ・ナイア(Biju Nair)は次のように述べています。「今年上半期に下取り・アップグレードプログラムにより下取りされたSamsung Galaxy S21の台数が前年同期比で顕著に増加したのは、Samsungが1月に新製品を発表したことが要因となった可能性があります。この発表に際して、SamsungはGalaxy AIを導入しました。これは、音声アシスタントの登場以来、スマートフォンの歴史で初めての、かつ最もインパクトのある消費者向けAIイノベーションのひとつです。
このことは、消費者のスマートフォン使用期間がこれまで以上に長期化している一方で、下取りを利用する消費者にとっては、AIを搭載した革新的でユーザー中心の機能がその動機となっている可能性があることを示唆しています。」

これに付け加えて、製品管理・戦略担当バイスプレジデントのレベッカ・グリフィス(Rebekah Griffiths)は次のように述べています。「AI機能に対する消費者の関心が高いことから、Appleが内蔵型Apple Intelligence対応の新モデルを発表する際には、アップグレードのスーパーサイクルが起こると予想しています。」

Assurant Japan株式会社 代表取締役社長 藤本 潤一は、次のように述べています。「当社が日本における下取り・アップグレードプログラムで2024年第2四半期に取り扱ったスマートフォンの上位5機種は、前四半期に続きiPhone 13が首位となり、前四半期期より6%増加して39%を獲得しました。2位のiPhone 13 proが19%、5位にランクインしたiPhone 13 miniは13%と、iPhone 13シリーズが上位5機種の7割以上を占める結果となりました。一方、3位にはiPhone SE 3(15%)が初登場し、長年下取り上位5機種にランクインし続けていたiPhone SE 2がランク外となり、iPhone SEシリーズにも世代交代の波が押し寄せていることがうかがえます。4位は変わらずiPhone 12(14%)がランクインしました。
iPhoneの新モデル発表が、下取り・アップグレードにどのような影響を及ぼすか注視していきたいと思います。」


■Assurant Japan(アシュラント・ジャパン)について
米国で100年以上の歴史を持ち、全世界21か国で事業を展開するAssurant (NYSE:AIZ) の知見と最新テクノロジーを日本に最適化し、様々なソリューションで日本の主要なクライアントとその顧客をサポートしています。携帯端末エコシステムのトータルサポート事業、アプリを通してお客様の生活を支えるデジタルライフサポート事業、パートナー企業とその顧客に最適な家電の延長保証の設計と運営などの事業を通して、コネクテッド時代に求められる最適なサービスと革新的なソリューションを提供しています。
詳細はAssurant JapanのHPをご覧ください: https://www.assurant.co.jp/


■Assurant(アシュラント)について
Assurant(NYSE:AIZ)は、世界中のお客様が購入した大切な製品をサポートし、守り、つなぐ革新的なソリューションを提供するビジネスサービス・カンパニーです。世界21カ国で事業展開するフォーチュン500企業の一社として、世界の主要ブランドと提携し、携帯端末ソリューション、延長保証サービス、車両保険サービス、レンターズ保険やその他専門分野において革新的なソリューションと最上の顧客体験を提供することで、コネクテッドワールドの進化を支えています。
詳細はAssurantのHPをご覧ください: https://www.assurant.com


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プレスリリース提供元:@Press
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