プレスリリース
<本邦初>新機軸の奨学金財団が選考分析結果を公表 学奨財団が2月1日より第2期の奨学生の応募受付を開始
2024年01月25日(木)09時30分
一般財団法人大学生奨学財団(以下 学奨財団、2022年10月設立)は2024年2月1日に、第2期の奨学生(給付型)の応募受付を開始する。募集人数は前年より2人増の12人とした。この募集開始に合わせて、応募可否を検討するための手掛かりとなる情報として、第1期の選考分析結果を公開した。
詳細: https://gakusho.or.jp/
大学の偏差値や1年生の成績が最上位層に入っていなくても、小論文で高得点を獲得することで、奨学生に合格できるケースが出ており、応募者にとってわかりやすい仕組みになっている。こうした選考プロセスを透明化・公開する取り組みは、国内の奨学金財団として初めて(学奨財団調べ)。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/381721/LL_img_381721_1.jpg
学奨財団のWebサイトでの奨学金の応募画面(PCとスマホ)
国内最大級の奨学金サイト「ガクシー」(約1万6,000件の奨学金情報を掲載。 https://gaxi.jp/ )の運営責任者である松原良輔氏は、こう語る。「学奨財団の奨学金は、国内の給付型奨学金の中でも、選考基準の明示や選考分析結果の公開など、応募者のニーズに即したものになっており、非常に先進的な取り組みだと思います。」
従来の奨学金財団は、選考基準が応募者にとって具体性に乏しく、応募者数や競争率が非公開である場合が多かった。これに対して、当財団は主な選考分析結果を公開。応募者(内数として小論文選考対象者や面接選考対象者、採用者)の人数、性別、文系理系区分、応募時情報((1)大学の偏差値、(2)大学1年生の成績平均点=GPA、(3)大学1年生の取得単位数、の3項目)の合計得点、および面接選考の平均点に加えて、応募者(採用者を含む)の「応募時情報の合計得点」と「小論文の得点」の関係を散布図として公開した(図)。さらに、初代選考委員長(Sansan株式会社デジタル戦略室長の柿崎 充)が、選考を振り返っての総評を具体的にコメントしている。
これにより、第2期の応募検討者は、自身の1年生の成績を踏まえて、小論文でどの程度得点すれば採用される可能性があるかを推測できる。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/381721/LL_img_381721_2.png
小論文選考対象者(採用者を含む)の「応募時情報の得点」と「小論文の得点」との関係
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/381721/LL_img_381721_3.png
応募~採用の各局面での人数(属性別)と平均点
国内の給付型奨学金の活用術を指南するブログ運営や関連サービスを提供している「わしまる大学」( https://washimaru-univ.com/ )の責任者わしまる氏は、こう語る。「奨学金の選考分析結果がこれほど詳細に公表されるのは、本邦初。ほとんどすべての奨学金財団が具体的な選考基準や倍率(競争率)さえ公表しない中で、学奨財団は応募者の立場に立って有益な情報を公開しました。非常に画期的であり、日本の奨学金の歴史において革命的であるとも言えます。」
当財団1期生の梅ヶ枝桜さん(国際教養大学国際教養学部2年生)が、「明確な選考基準や小論文の指示があって『どのような人物が求められているのか』がわかりやすかったのが印象的」と語るなど、1期生の大半は、後輩に奨める理由として「選考基準が明確である」(添付資料)ことを挙げている。
《学奨財団の概要》
名称 : 一般財団法人大学生奨学財団
理事長 : 村中 敏彦(1963年2月生。2021年日経BPを退職。京都大学法学部卒)
設立 : 2022年10月
事業目的: 経済支援を要する、将来有望な大学生に、
返済不要の奨学金を給付することを通じて、
社会に貢献する人材の育成に寄与する
事務所 : 〒107-0062 東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル5F
株式会社エアークローゼット内
役員等 : 理事3名(うち理事長1名)、評議員3名、監事1名、選考委員8名、
顧問4名は、社会貢献志向をもつ面々が無償で活動
URL : https://gakusho.or.jp/
第2期サポーター(資金支援企業)7社:
日本電気株式会社(NEC)、伊藤忠商事株式会社、サイオス株式会社、日鉄ソリューションズ株式会社、株式会社SORAMICHI、キッコーマン株式会社、株式会社スギ薬局(申込順)
■学奨財団の特徴:以下の3点。
(1) 特定企業に偏らない中立性
・財団の基金は、創設者(会社員の退職者)が個人の退職金などから拠出(第10期までの累計で3200万円を想定)。
・企業系列を超えて多様な企業が資金支援(第2期は伊藤忠商事など上場企業6社を含む7社)。
(2) 多様性や透明性を重視
・選考委員は現役の企業プロフェッショナル等8名で構成(男女各4名、文系理系各4名、職種は多様)。
・役員等の略歴、具体的な選考基準、前年の選考分析結果を開示。
(3) 幅広い有識者が応援
・政府の審議会の委員など11名が応援。
■学奨財団による奨学金の特徴は以下の5点。特に(2)(3)(4)がユニークである。
(1) 返済不要
・年間10万円を10名に一括給付×3年間(初回は大学2年生の8月)。
(2) 他の奨学金と併用可、使途自由
・他の奨学金との併用状況や、奨学金の使途のチェックは無し。
(3) 具体的な選考基準を公開
・明確な選考基準や配点(小論文の採点基準や面接選考の採点方法を含む)を財団サイトで事前に公開(添付資料1)。応募状況は随時、財団サイトに掲出。合格(採用)可能性を予想しやすい。
(4) 多様な企業人との交流が可能
・有力・著名企業に勤める多様な企業人(選考委員や役員、資金援助した企業等)と懇親会などで交流し、学びの機会をもてる。
(5) 学生(新2年生)が直接応募
・大学の推薦等は不要。所得や成績の証明書は合格者だけに提出義務あり。
(添付資料)学奨財団の奨学生の選考基準の概要
応募時情報での選考は200点満点。大学1年生の取得単位数(40点)、複数の大学で比較可能なGPAと呼ぶ取得単位数の大学1年生における平均点(40点)、入学した大学・学部の偏差値(20点)、「ガクチカと社会」をテーマとした小論文(100点)の合計点の上位者20人が面接選考に進む。20人の面接対象者から12人を合格させる。複数の選考委員が面接し、面接の平均得点の上位者を合格とする。
例えば、大学1年生の取得単位数は、「10単位の場合は0点、12単位は2点、以下同様に2単位取得するごとに2点を加算。50単位以上は40点」などと採点方法を明示する。小論文の採点では、「タイトルと小見出しの的確さ、魅力」(20点)「出題テーマの理解度、文章表現の分かりやすさ、文章構成の適切さ」(20点)などと配点を明示する。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
詳細: https://gakusho.or.jp/
大学の偏差値や1年生の成績が最上位層に入っていなくても、小論文で高得点を獲得することで、奨学生に合格できるケースが出ており、応募者にとってわかりやすい仕組みになっている。こうした選考プロセスを透明化・公開する取り組みは、国内の奨学金財団として初めて(学奨財団調べ)。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/381721/LL_img_381721_1.jpg
学奨財団のWebサイトでの奨学金の応募画面(PCとスマホ)
国内最大級の奨学金サイト「ガクシー」(約1万6,000件の奨学金情報を掲載。 https://gaxi.jp/ )の運営責任者である松原良輔氏は、こう語る。「学奨財団の奨学金は、国内の給付型奨学金の中でも、選考基準の明示や選考分析結果の公開など、応募者のニーズに即したものになっており、非常に先進的な取り組みだと思います。」
従来の奨学金財団は、選考基準が応募者にとって具体性に乏しく、応募者数や競争率が非公開である場合が多かった。これに対して、当財団は主な選考分析結果を公開。応募者(内数として小論文選考対象者や面接選考対象者、採用者)の人数、性別、文系理系区分、応募時情報((1)大学の偏差値、(2)大学1年生の成績平均点=GPA、(3)大学1年生の取得単位数、の3項目)の合計得点、および面接選考の平均点に加えて、応募者(採用者を含む)の「応募時情報の合計得点」と「小論文の得点」の関係を散布図として公開した(図)。さらに、初代選考委員長(Sansan株式会社デジタル戦略室長の柿崎 充)が、選考を振り返っての総評を具体的にコメントしている。
これにより、第2期の応募検討者は、自身の1年生の成績を踏まえて、小論文でどの程度得点すれば採用される可能性があるかを推測できる。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/381721/LL_img_381721_2.png
小論文選考対象者(採用者を含む)の「応募時情報の得点」と「小論文の得点」との関係
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/381721/LL_img_381721_3.png
応募~採用の各局面での人数(属性別)と平均点
国内の給付型奨学金の活用術を指南するブログ運営や関連サービスを提供している「わしまる大学」( https://washimaru-univ.com/ )の責任者わしまる氏は、こう語る。「奨学金の選考分析結果がこれほど詳細に公表されるのは、本邦初。ほとんどすべての奨学金財団が具体的な選考基準や倍率(競争率)さえ公表しない中で、学奨財団は応募者の立場に立って有益な情報を公開しました。非常に画期的であり、日本の奨学金の歴史において革命的であるとも言えます。」
当財団1期生の梅ヶ枝桜さん(国際教養大学国際教養学部2年生)が、「明確な選考基準や小論文の指示があって『どのような人物が求められているのか』がわかりやすかったのが印象的」と語るなど、1期生の大半は、後輩に奨める理由として「選考基準が明確である」(添付資料)ことを挙げている。
《学奨財団の概要》
名称 : 一般財団法人大学生奨学財団
理事長 : 村中 敏彦(1963年2月生。2021年日経BPを退職。京都大学法学部卒)
設立 : 2022年10月
事業目的: 経済支援を要する、将来有望な大学生に、
返済不要の奨学金を給付することを通じて、
社会に貢献する人材の育成に寄与する
事務所 : 〒107-0062 東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル5F
株式会社エアークローゼット内
役員等 : 理事3名(うち理事長1名)、評議員3名、監事1名、選考委員8名、
顧問4名は、社会貢献志向をもつ面々が無償で活動
URL : https://gakusho.or.jp/
第2期サポーター(資金支援企業)7社:
日本電気株式会社(NEC)、伊藤忠商事株式会社、サイオス株式会社、日鉄ソリューションズ株式会社、株式会社SORAMICHI、キッコーマン株式会社、株式会社スギ薬局(申込順)
■学奨財団の特徴:以下の3点。
(1) 特定企業に偏らない中立性
・財団の基金は、創設者(会社員の退職者)が個人の退職金などから拠出(第10期までの累計で3200万円を想定)。
・企業系列を超えて多様な企業が資金支援(第2期は伊藤忠商事など上場企業6社を含む7社)。
(2) 多様性や透明性を重視
・選考委員は現役の企業プロフェッショナル等8名で構成(男女各4名、文系理系各4名、職種は多様)。
・役員等の略歴、具体的な選考基準、前年の選考分析結果を開示。
(3) 幅広い有識者が応援
・政府の審議会の委員など11名が応援。
■学奨財団による奨学金の特徴は以下の5点。特に(2)(3)(4)がユニークである。
(1) 返済不要
・年間10万円を10名に一括給付×3年間(初回は大学2年生の8月)。
(2) 他の奨学金と併用可、使途自由
・他の奨学金との併用状況や、奨学金の使途のチェックは無し。
(3) 具体的な選考基準を公開
・明確な選考基準や配点(小論文の採点基準や面接選考の採点方法を含む)を財団サイトで事前に公開(添付資料1)。応募状況は随時、財団サイトに掲出。合格(採用)可能性を予想しやすい。
(4) 多様な企業人との交流が可能
・有力・著名企業に勤める多様な企業人(選考委員や役員、資金援助した企業等)と懇親会などで交流し、学びの機会をもてる。
(5) 学生(新2年生)が直接応募
・大学の推薦等は不要。所得や成績の証明書は合格者だけに提出義務あり。
(添付資料)学奨財団の奨学生の選考基準の概要
応募時情報での選考は200点満点。大学1年生の取得単位数(40点)、複数の大学で比較可能なGPAと呼ぶ取得単位数の大学1年生における平均点(40点)、入学した大学・学部の偏差値(20点)、「ガクチカと社会」をテーマとした小論文(100点)の合計点の上位者20人が面接選考に進む。20人の面接対象者から12人を合格させる。複数の選考委員が面接し、面接の平均得点の上位者を合格とする。
例えば、大学1年生の取得単位数は、「10単位の場合は0点、12単位は2点、以下同様に2単位取得するごとに2点を加算。50単位以上は40点」などと採点方法を明示する。小論文の採点では、「タイトルと小見出しの的確さ、魅力」(20点)「出題テーマの理解度、文章表現の分かりやすさ、文章構成の適切さ」(20点)などと配点を明示する。
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