UAE大統領、トランプ氏と電話会談 ガザ停戦を協議=国営通信

3月25日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区での軍事攻撃を先週再開したことを受け、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領(写真)とトランプ米大統領が電話で会談し、停戦合意に向けた取り組みについて話し合った。ロシア・カザンで2024年10月代表撮影(2025年 ロイター)
[カイロ 25日 ロイター] - イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区での軍事攻撃を先週再開したことを受け、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領とトランプ米大統領が電話で会談し、停戦合意に向けた取り組みについて話し合った。UAEの国営通信WAMが25日に伝えた。
イスラエル軍は18日に攻撃を再開。パレスチナ保健当局によると、女性と子どもを中心に約700人が殺害された。
会談でムハンマド氏は、ガザ住民への支援提供と二国家解決の支持を求めたという。
トランプ氏は2月初め、ガザのパレスチナ人を強制移住させて同地を「中東のリビエラ」に開発する案を提案し、多くの世界の指導者から非難が噴出した。
UAEを含むアラブ諸国は530億ドルを投じてパレスチナ人の移住を回避するエジプトの再建代替案を支持しているが、WAMの報道は両首脳がこれらの計画について話し合ったかには触れていない。