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林官房長官、同盟強化の方針「変更ない」 在日米軍増強停止報道に

2025年03月21日(金)11時05分

林芳正官房長官は21日、トランプ米政権が在日米軍強化の停止を検討しているとの一部報道について、2月の首脳会談で同盟の抑止力・対処力を強化することを確認したとした上で、「その方針に変更はない」と語った。写真は記者会見する林官房長官。3月18日、首相官邸で撮影(2025年 時事通信)

Ami Miyazaki

[東京 21日 ロイター] - 林芳正官房長官は21日、トランプ米政権が在日米軍強化の停止を検討しているとの一部報道について、2月の首脳会談で同盟の抑止力・対処力を強化することを確認したとした上で、「その方針に変更はない」と語った。閣議後の会見で記者から問われ、答えた。

林官房長官は「2月の日米首脳会談で、両政府は自衛隊および米軍の指揮統制枠組みの向上を通じ日米同盟の抑止力・対処力をさらに強化していく意図を有することを確認した」と述べた。

複数の米メディアは19日、米政府当局者の話として、トランプ政権が政府支出削減策の一環として、在日米軍強化の停止を検討していると報じた。

台湾の蔡英文前総統が退任後の昨年7月、安倍晋三元首相の3回忌に合わせて来日を調整したが、日本政府が中国の反発を懸念し、認めなかったとの一部報道については、「そういった事実はない」と語った。

ロイター
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