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中国製EV関税、EUとの交渉推進へ最善尽くしている=商務省

2025年02月20日(木)19時01分

2月20日、中国商務省の何亜東報道官は同国製電気自動車(EV)に対する関税を巡って欧州連合(EU)との交渉を推進するために「最善を尽くしている」と述べた。写真はベルギー・ゼーブルージュの港に並ぶBYD車。2024年10月撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)

[北京 20日 ロイター] - 中国商務省の何亜東報道官は20日、同国製電気自動車(EV)に対する関税を巡って欧州連合(EU)との交渉を推進するために「最善を尽くしている」と述べた。

EUは昨年10月、域内諸国で意見が分かれた反補助金調査を終了し、中国製EVに対する関税を最大45.3%まで引き上げることを決定した。

同報道官は記者団に対し「EUが産業界の声に耳を傾け、対話と協議を通じて双方の投資協力を推進するよう期待する」と語った。

中国は昨年、EUからのブランデー、乳製品、豚肉製品の輸入について調査を開始した。

何氏は、豚肉製品に対する反ダンピング(不当廉売)調査と、乳製品に対する反補助金調査は現在も進行中だとした。

商務省は昨年12月、ブランデーに対する反ダンピング調査を3カ月延長し、4月5日まで行うことを決定した。

ロイター
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