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三井物産、豪鉄鉱石事業の権益40%取得 計8000億円見込む
2025年02月19日(水)13時07分
Kentaro Okasaka
[東京 19日 ロイター] - 三井物産は19日、豪州西部ビルバラ地域のローズリッジ鉄鉱石事業の権益40%を取得すると発表した。現地企業2社から、合計53億4200万米ドル(約8000億円)で買い取る。
三井物産によると、ローズリッジは資源量68億トンの世界最大級の未開発鉄鉱床。2030年までに生産を開始し、持ち分権益の生産量は初期生産体制で年間約1600万トン、最終的には同4000万トン以上を見込む。
三井物産の持ち分鉄鉱石権益生産量は24年3月期に年間6100万トン。同社は「長期的な収益基盤がさらに強化されることになる」としている。
ローズリッジ鉄鉱石事業は合弁事業で、権益の半分を英豪資源大手リオ・ティントが持つ。三井物産が権益を取得した後も、リオ・ティントの保有割合は変わらない。