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米商務長官にラトニック氏承認、通商政策主導へ
2025年02月19日(水)10時51分
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米上院は18日、商務長官にハワード・ラトニック氏を充てる人事を51対45の賛成多数で承認した。写真は2024年12月、フロリダ州パームビーチで撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)
David Shepardson
[ワシントン 18日 ロイター] - 米上院は18日、商務長官にハワード・ラトニック氏を充てる人事を51対45の賛成多数で承認した。
商務省は4万7000人の職員が勤務し、輸出管理や反ダンピング・反補助金関税、対米投資促進などを担当している。「CHIPS・科学法」に基づく527億ドルの半導体製造・研究開発補助金プログラムも管轄している。
トランプ大統領は先に、ラトニック氏が通商政策を主導すると述べている。
ラトニック氏は上院の指名公聴会で、米国の貿易関係に「相互主義」を取り戻すため、国ごとに一律関税を課すようトランプ氏に進言したと明らかにした。
また、CHIPSプログラムについては国内半導体産業強化に向けた「素晴らしい頭金だ」とする一方、見直す必要があると述べた。