ゼレンスキー氏がUAE大統領と会談、ロシア移送者の帰還協議
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2月17日、ウクライナのゼレンスキー大統領(写真左)は、アブダビでアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領(写真右)と会談し、ロシアに移送されたウクライナ人の帰還について協議したと明らかにした。写真はアラブ首長国連邦のアブダビで撮影、提供写真(2025 ロイター/UAE Presidential Court)
Tala Ramadan
[ドバイ 17日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、アブダビでアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領と会談し、ロシアに移送されたウクライナ人の帰還について協議したと明らかにした。
ゼレンスキー氏は「UAEの仲介で多くの命が救われた。この重要な協力に感謝するとともに、きょうはこれをどう継続するかについて話し合った」とXに投稿した。
移送されたウクライナ人の多くは子どもで、UAEは約3年にわたる戦争中、そうした人々の帰還監視に重要な役割を果たしてきた。
ゼレンスキー氏は先に、今回のUAE訪問の最優先課題は「さらに多くの国民が捕らわれた状態から帰還できるようにする」ことだと述べていた。
このほか、ほぼ全ウクライナ製品のUAE市場アクセスを自由化する2国間経済協定に調印したと発表した。