エジプトとカタール、ガザ停戦維持に向け一層の尽力=報道
エジプトの国営テレビ局アル・カヘラによると、 パレスチナ自治区ガザ停戦交渉の仲介役を務めたエジプトとカタールが、停戦合意の維持に向けた取り組みを強化している。写真は11日、ガザ地区北部で撮影(2025年 ロイター/Mahmoud Issa)
[ドバイ 12日 ロイター] - エジプトの国営テレビ局アル・カヘラによると、 パレスチナ自治区ガザ停戦交渉の仲介役を務めたエジプトとカタールが、停戦合意の維持に向けた取り組みを強化している。同テレビが12日、エジプト当局者の話として報じた。
エジプト関係筋はロイターに対し、カタールとエジプトは停戦協定の破棄を防ぐため、パレスチナのイスラム組織ハマスおよびイスラエルと協議中だと語った。ハマスは声明で、停戦交渉を継続するため代表団がカイロに到着したと述べた。
エジプトとカタールは米国とともに停戦合意を仲介。1年以上にわたる広範な外交努力の末、1月19日に停戦が発効したが、ここにきて合意継続が危機に瀕している。
イスラエルのネタニヤフ首相は11日、パレスチナのイスラム組織ハマスが15日正午までに人質を解放しなければ、ガザ停戦は終了し、イスラエル軍はハマスが敗北するまで攻撃を再開すると述べた。