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シリア暫定大統領、米国との早期関係回復を目指す 制裁解除を訴え
2025年02月05日(水)13時26分
シリアのアハマド・シャラア(通称ジャウラニ)暫定大統領(写真)はエコノミスト誌とのインタビューで、米国との早期の関係回復を目指していると述べた上で、トランプ政権とはまだコンタクトを取っていないと明らかにした。インタビュー内容が3日遅くに公表された。写真はシリアのダマスカスで昨年12月撮影(2025年 ロイター/Khalil Ashawi)
[ベイルート 4日 ロイター] - シリアのアハマド・シャラア(通称ジャウラニ)暫定大統領はエコノミスト誌とのインタビューで、米国との早期の関係回復を目指していると述べた上で、トランプ政権とはまだコンタクトを取っていないと明らかにした。
インタビュー内容が3日遅くに公表された。
同暫定大統領は、米軍がシリア政府の承認なしに駐留していると指摘し、駐留は国家と合意されるべきだと語った。
シリアに引き続き課せられている米国の制裁は、同国にとって「最も重大なリスク」だと懸念を示した。
その上で、「トランプ大統領はこの地域の平和を望んでおり、制裁を解除することが最優先事項だと信じている。米国はシリア国民の苦しみを維持することに何の関心もない」と語った。