午後3時のドルは153円半ば、日銀の追加利上げ思惑など円高材料重なる
2月5日 午後3時のドルは153円半ばと、前日ニューヨーク市場終盤からドル安/円高の水準で推移している。写真は1ドル紙幣で、2021年11月撮影(2025年 ロイター/Murad Sezer)
Atsuko Aoyama
[東京 5日 ロイター] - 午後3時のドルは153円半ばと、前日ニューヨーク市場終盤からドル安/円高の水準で推移している。前日から続くドルの売り地合いの中、日銀の追加利上げ思惑や日米金利差縮小といった円高方向の材料が重なり、ドルは一時1カ月半ぶり安値を付けた。
ドルは前日海外の売り地合いを引き継いで東京時間に入ってからも下げ幅を広げ、昼過ぎに一時153.09円と、昨年12月13日以来1カ月半ぶり安値を付けた。米指標などを受けて「ドルの地合いが悪い中、直近で下げ止まっていた水準を下抜けし、ストップロスが付いてドル売り/円買いが再燃したのではないか」(為替ブローカー)との見方がある。
「チャート的にはモメンタムは右肩下がりで、日銀の追加利上げへの思惑や日米金利差縮小などの円高方向の材料がかみ合った。(インフレ懸念でドル高を促した)米関税の話に関しても一巡感がある」(国内銀の為替ディーラー)との声も聞かれた。
日銀の追加利上げの前倒しに関する思惑も円買いを促した。厚生労働省が5日に公表した2024年12月の毎月勤労統計速報で、実質賃金が2カ月連続の上昇となったほか、赤沢亮正経済再生相が前日に植田和男総裁が示した「現在はインフレ状態」との認識と「特に齟齬(そご)はない」と言及した。
あおぞら銀行チーフ・マーケット・ストラテジストの諸我晃氏は、テクニカルな損切もあったとみられるが、153円台では押し目買いも入っていると指摘。今後は7日発表の米雇用統計次第だとしつつ、当面は152円後半にある200日移動平均線が支持線となるとの見方を示した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 153.42/153.4 1.0376/1.03 159.22/159.2
4 79 3
午前9時現在 154.13/154.1 1.0370/1.03 159.86/159.8
4 74 7
NY午後5時 154.33/154.3 1.0377/1.03 160.18/160.2
5 81 0
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