米下院共和党、トランプ減税の財源で意見分かれる 赤字削減要請も
米議会下院で多数派を占める共和党は、トランプ大統領が打ち出した減税の財源をどう確保するかで党内対立を克服しようとしている。写真は、米下院議会。1月3日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)
David Morgan
[ワシントン 26日 ロイター] - 米議会下院で多数派を占める共和党は、トランプ大統領が打ち出した減税の財源をどう確保するかで党内対立を克服しようとしている。
共和党の保守強硬派は、年間2兆ドルに迫る財政赤字の削減を求めている。トランプ氏の減税や国境・移民改革、エネルギー規制緩和、軍事費増額など重要な予算採決を控える中、党内の結束が求められている。
共和党は、今年末で期限切れとなる2017年の税制改革法(TCJA)によるトランプ減税を延長すると表明している。超党派の責任ある連邦予算委員会は、実現すれば10年間で4兆ドル以上のコストがかかると試算する。また、トランプ氏が公約に掲げていたチップや残業代、社会保障給付金への課税撤廃にはさらに1兆8000億ドルかかる可能性がある。
共和党の保守強硬派「フリーダム・コーカス(自由議連)」に所属するマイケル・クラウド下院議員は、「我々の大半はTCJAを支持している。それが問題だとは思わない。我々はトランプ大統領の行動を支持したい。しかし、財政再建の必要性も認識している」と述べ「軌道修正が必要で、それは劇的なものでなければならない」とロイターに語った。
下院民主党トップのハキーム・ジェフリーズ院内総務は、共和党の計画を批判。「労働者や中産階級、子どもや高齢者、退役軍人を苦しめることになる」と指摘した。また、共和党のアジェンダは、低所得者向けの医療保険であるメディケイドや保険に加入していない労働者のための医療費助成制度を弱体化させると述べた。共和党内でも、財政赤字を削減しつつトランプ政策の実現を図ることが難しいとの声が上がっている。
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